男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日、シングルス4回戦が行われ、第4シードの
D・メドベージェフが世界ランク79位の
Q・アリス(フランス)を6-4, 6-2のストレートで破り、2年連続3度目のベスト8進出を決めるとともに今季のマッチ成績を26勝3敗とした。
>>アルカラスvsフリッツ 1ポイント速報<<>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<世界ランク5位のメドベージェフは先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続でツアーを制覇。今月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では決勝で
C・アルカラス(スペイン)に屈したものの、好調を維持している。
雨天による悪天候のため0時を過ぎてから開催されたこの試合、メドベージェフは30本のウイナーを決めるなど、ファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得。アリスに1度もブレークを許さないプレーを披露する。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間10分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載された。
「中止されると思っていたよ。簡単なことではなかったから、悪くないプレーができたのがとてもうれしいよ。夜中にプレーするのは大変だ。普通は夜中に眠くなるものだからね(笑)。クエンティン(アリス)も裏でよく休んでいた。だから、そういう時にテニスをしようとするのは大変なんだよ」
準々決勝では世界ランク119位の
C・ユーバンクス(アメリカ)と対戦する。ユーバンクスは4回戦で同62位の
A・マナリノ(フランス)を7-6 (7-2), 7-6 (7-5)のストレートで破り「ATPマスターズ1000」で初のベスト8進出を果たしている。
マイアミ・オープンのベスト8にはメドベージェフ、ユーバンクスのほかに、第1シードのアルカラス、第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第10シードの
J・シナー(イタリア)、第14シードの
K・ハチャノフ、第25シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)、世界ランク54位の
E・ルースブオリ(フィンランド)が8強入り。30日に行われた準々決勝ではシナーがルースブオリを下し、ベスト41番乗りを決めた。
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