男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は17日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク28位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が同25位の
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 3-6, 7-6(8-6)のフルセットで破り、同大会で5年ぶりのベスト4進出を決めた。
>>メドベージェフら ロッテルダム組合せ・結果<<>>デルレイビーチOP組合せ・結果<<ディミトロフは同大会に9度目の出場で、2018年に準優勝を飾っている。今大会は2回戦で第5シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り、2018年以来5年ぶり4度目の8強入りを決めた。
一方、同大会に3年連続3度目の出場のデ ミノーは昨年のベスト8が最高成績。今大会は2回戦で第2シードの
A・ルブレフを6-4, 6-4のストレートで破って、準々決勝進出を果たした。
ディミトロフとデ ミノーは4度目の対戦で、これまでデミノーが2勝1敗でリードしている。
この試合、ディミトロフが第4ゲームで掴んだブレークチャンスを逃さず先にブレークを奪うと、デ ミノーに1度もブレークポイントを与えずに第1セットを先取する。
第2セットもディミトロフが主導権を握るかと思われたが、攻勢に出たデ ミノーが第2ゲームでブレークを奪うと、さらに第4ゲームでもブレークに成功して5ゲームを連取する。ディミトロフがここから3ゲーム連取で反撃に出るも、デ ミノーが第9ゲームをキープして1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、デ ミノーが第3ゲームでブレークを奪うもディミトロフが第6ゲームでブレークバックに成功する。両者互いにサービスゲームを死守してタイブレークに突入するとディミトロフはポイント0-3と劣勢に立たされ、デ ミノーに先にマッチポイントを握られるもこれを凌いで勝利を掴んだ。
勝利したディミトロフは準決勝で、第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と第6シードの
D・メドベージェフの勝者と対戦する。
【準々決勝 組み合わせ・結果】
※ドロー順に記載
J・シナー(イタリア) vs. (PR)
S・ワウリンカ(スイス)(WC)
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ) vs. (WC)
T・フリークスポール(オランダ)(6)D・メドベージェフ vs. (3)F・オジェ アリアシム
G・ディミトロフ vs. A・デ ミノー, 6-3, 3-6, 7-6(8-6)
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