オーストラリアテニス協会の公式サイトに20日、世界ランク24位の
A・デ ミノー(オーストラリア)のインタビューを掲載。今月29日から来年1月8日にかけて開催される新しい国別対抗戦ユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)ついてコメントした。
ユナイテッド・カップはこれまで同時期に開催されていた男子テニスの国別対抗戦ATPカップに代わって男女混合の国別対抗戦として新設されたこの大会には、男子と女子のトッププレーヤーが集結。オーストラリアの3都市で11日間にわたって行われる18カ国のチームによるイベントとなっている。賞金総額は1,500万ドル(約22億円)となっており、ランキングポイント(最大500ポイント)も獲得することができる。
出場チーム18か国は6つのグループに3チームずつ分かれラウンドロビン方式のグループステージを行う。各都市のグループ1位同士が対戦し勝利した3カ国と、敗れた3カ国のうちグループステージで最も成績の良かった1カ国が準決勝に進出する。各対戦は男子シングルス2試合、女子シングルス2試合、混合ダブルス1試合の計5試合で構成され、準決勝および決勝はシドニーで行われる。
地元オーストラリアのデ ミノーは
N・キリオス(オーストラリア)、
A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)らとチームを組み出場予定。
デ ミノーは公式サイトで「僕にとって国を代表すること以上に名誉なことはないよ。またとないチャンスだし、オーストラリアを優勝させるために全力を尽くすことができるんだ。全豪オープンの前に自分たちを試し、素晴らしい試合をすることができるのは良いことだと思うよ」とコメントした。
「タフな大会になるだろうけど、僕らはチャレンジャーでいるのが好きなんだ。うまくいけばお互いを後押しし合い、素晴らしいテニスができて、オーストラリアの誇りになれると思う」
オーストラリア代表は今季、男子国別対抗戦のデビスカップで準優勝、同じく女子国別対抗戦のビリー・ジーン・キング・カップでも決勝に進出するなど大きな成功をおさめた。
この結果についてデ ミノーは「自分たちがいかにタフであるか、オーストラリアでプレーすることがいかに大きな意味を持つか、そしてグリーンとゴールドの国を代表することにどれほど誇りを持っているかを示したんだ。トップ20に入る選手はいないかもしれないけど、ビリー・ジーン・キング・カップとデビス・カップの両方で決勝に進んでいるんだからね」と語っている。
オーストラリアはグループDに入り、スペイン・イギリスと予選ラウンドロビンを戦う。
グループ分けは以下の通り。
グループA
ギリシャ、ベルギー、ブルガリア
グループB
ポーランド、スイス、カザフスタン
グループC
アメリカ、ドイツ、チェコ
グループD
スペイン、オーストラリア、イギリス
グループE
イタリア、ブラジル、ノルウェー
グループF
フランス、クロアチア、アルゼンチン
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