29日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、世界ランク6位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が欠場することを公式に発表した。
35歳のジョコビッチは今季、新型コロナウイルスのワクチン未接種により、オーストラリアとアメリカへの入国が認められず、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場。
クレーシーズンからツアー出場を果たすと、5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で8強入り。7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では大会4連覇を果たすと共に通算7度目の優勝を飾った。
しかし、1月と同様に新型コロナウイルスのワクチン未接種によりアメリカへの入国が認められず。今月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)とW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を欠場。
現地25日(日本時間26日)に行われるドロー(組み合わせ)抽選会を前に、ジョコビッチの欠場が全米オープンを主催するUSTA(全米テニス協会)より発表され、トーナメントディレクターのステイシー・アラスターは「ノヴァークは偉大なチャンピオンであり、連邦政府の海外からの入国者に対する予防接種政策により入国できず、2022年のUSオープンに出場できないことは非常に残念です。2023年のUSオープンで、ノヴァークの出場を楽しみにしています」とコメントを発表した。
ジョコビッチは全米オープンの出場に向けて準備を進めていたものの、5年連続17度目の出場は叶わず。昨年大会の準優勝者が欠場することとなった。
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