男子テニスで世界ランク7位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は30日に自身のSNSを更新し、8月29日に開幕を迎える全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に向けて準備をしていることを明らかにした。
>>大坂らムバダラ・シリコンバレー・クラシックの組合せ<<>>インターハイ団体 組合せ・結果<<ジョコビッチは新型コロナウイルスのワクチン未接種により、オーストラリアとアメリカへの入国が認められず、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場。
クレーシーズンからツアー出場を果たすと、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では
R・ナダル(スペイン)に敗れるも8強入り。翌月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では大会4連覇を果たすと共に通算7度目の優勝を飾った。
ウィンブルドンは、ロシアのウクライナ侵攻によりロシアとベラルーシの選手の出場を認めず。この判断に反対する男子プロテニス協会のATP、女子テニス協会のWTAはともに、今年のウィンブルドンはランキングポイント対象外とする措置を取ったため、ジョコビッチは昨年優勝時に獲得した2,000ポイントを失い、世界ランク7位へと後退した。
ジョコビッチはウィンブルドンの記者会見で、全米オープンへの出場可否について言及。「待つしかない。アメリカには行きたいけど、今日の時点ではそれは不可能だ。もう僕にできることはあまりない。つまり、ワクチン未接種の人を入国させるかどうかは、アメリカ政府の判断次第なんだ」と語っていた。
ジョコビッチは30日に自身のインスタグラムを更新し、ハードコートで練習を行う動画とともに全米オープン出場を諦めていないことを明かした。
「世界中からたくさんの応援メッセージや愛が寄せられていることに感謝していることを、この場を借りて皆さんに伝えたいと思う。予想外だったからこそ、心に響くものがある。『ありがとう』と言いたい」
「僕のテニスキャリアに愛情を持ってつながり、競技を続けてほしいと願ってくれる人たちがいることは、特別なことだと感じているよ。アメリカに行けるかどうかの連絡を待ちながら、出場できるように準備を進めている。祈ってます」
ジョコビッチは8月7日に開幕する男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)へ出場を予定している。
>>ジョコビッチ 公式Instagram<<
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