男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第9シードの
C・ノリー(イギリス)が第3シードの
C・アルカラス(スペイン)を7-6 (7-4), 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで破り、「ATPマスターズ1000」では昨年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来2度目のベスト4進出を果たした。
>>W&Sオープン 男子組合せ<<>>W&Sオープン 女子組合せ<<26歳のノリーは今大会、1回戦で世界ランク29位のH・ルーネ、2回戦で同47位の
A・マレー(イギリス)、3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同229位の
B・シェルトン(アメリカ)を下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、互いにブレークチャンスを掴めずタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功したノリーが先行する。
続く第2セットでは第4ゲームで先にブレークに成功。しかし、第7ゲームでブレークバックを許し再びタイブレークへもつれ込むと終盤で3ポイントを連取され、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第4ゲームで19歳のアルカラスに先にブレークを許したノリー。それでも直後の第5ゲームでブレークバックに成功すると第9ゲームで再びブレークに成功し、3時間3分の激闘を制した。
勝利したノリーは準決勝で世界ランク157位の
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは準々決勝で第7シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4,6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
D・メドベージェフと第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が4強に駒を進めている。
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