男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)は世界ランク34位の
T・ポール(アメリカ)に7-6 (7-4), 6-7 (7-9), 3-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。試合後には「このような大会で第2シード、そして世界ランク4位というプレッシャーを感じていた」と明かした。
>>ナショナル・バンクOP 男子の組合せ・結果<<>>シフィオンテクらナショナル・バンクOP 女子の組合せ・結果<<上位8シードは1回戦免除のため初戦となったこの試合、19歳のアルカラスは第1セットをタイブレークの末に先取。続く第2セットでもタイブレークにもつれ込むと2度目のセットポイントをものにされ、1セットオールとされる。迎えたファイナルセット、第4ゲームでブレークを許し、3時間20分の激闘の末に力尽きた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「あのプレッシャーを感じたのは初めてで対応しきれなかった。この試合から言えることはトレーニングをして、このようなプレッシャーに対応できるようにしなければいけないということ。今言えることはそれだけだ」と語った。
「ここでは自分のベストパフォーマンスを発揮できなかったと言えるだろうね。でも、初戦は相手と戦うのはもちろん、自分自身とも戦わなければならない。もちろん、100パーセントの力を発揮できていないと分かっていても、その瞬間に対処するのは大変なことだった。自分との戦いだった」
勝利したポールは3回戦で第13シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは2回戦で世界ランク28位の
K・ハチャノフ6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
D・メドベージェフ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第5シードの
A・ルブレフが敗北。第4シードの
C・ルード(ノルウェー)と第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)は勝利したものの、トップ6シードのうち4選手が2回戦で姿を消す波乱の水曜日となった。
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