男子テニスのハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第7シードの
K・ハチャノフを6-0,6-2のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。
世界ランク6位で19歳のアルカラスはこの試合の第1セット、ファーストサービスが入ったときに80パーセントの確率でポイントを獲得。1ゲームも取られることなく、わずか23分で先行する。続く第2セットでも主導権を握るアルカラスは終盤で5ゲーム連取に成功し、1時間9分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「今日は信じられないようなプレーをしたよ。おそらく今年最高の試合の1つだね。今大会での自分のプレーにはかなり満足している。昨日も素晴らしかった」と語った。
「堅実であると同時にアグレッシブであるために、日々トレーニングをしている。それが僕のゲームなんだ」
勝利したアルカラスは準決勝で世界ランク48位の
A・モルカン(スロバキア)と対戦する。モルカンは準々決勝で同183位の
B・チョリッチ(クロアチア)が7-6 (9-7), 2-0の時点で棄権したため、勝ち上がりを決めた。
同日には世界ランク30位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)と同62位の
L・ムセッティ(イタリア)が4強に駒を進めている。
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