男子テニスの6月13日付ATP世界ランキングが更新され、元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)が前回から21上げて47位に浮上。2018年5月28日以来 約4年ぶりのトップ50復帰となった。
2018年1月に右臀部の手術を受けたマレーは同月にツアーを離脱。約6カ月後に復帰したものの、同年7月に世界ランク800位台にまで下げた。その後も痛みに苦しみ2019年1月に股関節の手術を行い再び離脱。そこから6カ月後には2度目の復帰をし、多くの大会に出場しながら少しずつ世界ランクを上げてきた。
2021年シーズンはツアー制覇こそなかったものの、8月から11月にかけてはチャレンジャー大会なども含め休みなく試合に出場。今季に入ってからは1月のシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)で準優勝、その後もツアー大会で順調に試合をこなすと、前週のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)でも準優勝。2019年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来のツアー制覇まで徐々に近づいている。
今週はシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)への出場を予定しており、1回戦で世界ランク32位の
L・ソネゴ(イタリア)と顔を合わせる。
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