女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は20日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第6シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を6-4, 6-1のストレートで下し、同大会初優勝をおさめた。
>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<>>全国高校センバツ 組合せ・結果<<シフィオンテクは準決勝で、2015年大会の覇者で第24シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。一方、サッカリはディフェンディングチャンピオンで第5シードの
P・バドサ(スペイン)を6-2, 4-6, 6-1のフルセットで破り、決勝進出を決めた。
第1セット、両者とも5本ずつのダブルフォルトを犯すなど、序盤からサービスキープに苦戦し、8ゲーム終了時点で3度ずつのブレークを奪って、ゲームカウント4-4に。しかし、シフィオンテクは第9ゲームから2ゲーム連取に成功し、45分で第1セットを先取。
第2セットでは、ファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイント獲得したシフィオンテクは、第3ゲームから5ゲーム連取に成功し、1時間20分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは試合後、シフィオンテクのコメントを公式サイトで紹介している。
「大会当初は、正直優勝なんて考えてなかった。もちろん、自分を信じることは必要けど、私は現実的な人間。ドーハでいいプレーをして、優勝できたことは自信につながったし、自分にはできるという確信のようなものもあった」
「自分では、2大会連続で優勝できるような人間だとは思わなかった。ハードワークが報われているのは確か。サッカリと私は、ランキングを見たり、ここ数年のプレーを見たりして、似たような道を歩んでいる」
「バドサ、
A・コンタベイト(エストニア)、
O・ジャバー(チュニジア)など、誰かを忘れたくはないけれど、私たちは同じ時期にトップ10のテニスをするようになったと思う」
「世界ランキング2位は、今のところかなり信じられない。自分でランキングを確認して、ただ見るしかない。正直、信じられなすぎて表現できない...でも、確実に1位が近づいてきていると感じるので、もっと上を目指したい」
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