女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は20日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第6シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を6-4, 6-1のストレートで下し、同大会初優勝をおさめた。
>>ナダルvsフリッツ 1ポイント速報<<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<両者は5度目の顔合わせでサッカリの3勝1敗。直近では今年2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)準決勝で対戦しており、その時はシフィオンテクがストレート勝ちをおさめている。
シフィオンテクは準決勝で、2015年大会の覇者で第24シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。一方、サッカリはディフェンディングチャンピオンで第5シードの
P・バドサ(スペイン)を6-2, 4-6, 6-1のフルセットで破り、決勝進出を決めた。
第1セット、両者とも5本ずつのダブルフォルトを犯すなど、序盤からサービスキープに苦戦し、8ゲーム終了時点で3度ずつのブレークを奪って、ゲームカウント4-4に。シフィオンテクは第9ゲームをキープすると第10ゲームで4度目のブレークを奪って、先取する。
第2セット、互いにサービスキープをして迎えた第4ゲーム、シフィオンテクはブレークに成功すると続く第5ゲームはラブゲームでキープし、ゲームカウント4-1とリードする。主導権を握ったシフィオンテクの勢いは止まらず、5ゲームを連取し、1時間20分で勝利した。
シフィオンテクはキャリア通算5勝目、WTA1000では先月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)に続く3度目の優勝をおさめた。
シフィオンテクとサッカリは、22日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)に、シード選手として出場する。
【マイアミオープン女子シード選手】
第1シード:
A・サバレンカ第2シード:シフィオンテク
第3シード:
A・コンタベイト(エストニア)第4シード:サッカリ
第5シード:バドサ
第6シード:
Ka・プリスコバ(チェコ)第7シード:
G・ムグルサ(スペイン)第8シード:
O・ジャバー(チュニジア)第9シード:
D・コリンズ(アメリカ)第10シード:
J・オスタペンコ(ラトビア)第11シード:
E・ラドゥカヌ(イギリス)第12シード:
V・アザレンカ第13シード:
A・ケルバー(ドイツ)第14シード:
C・ガウフ(アメリカ)第15シード:
E・スイトリナ(ウクライナ)第16シード:
J・ペグラ(アメリカ)
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