女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は18日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第24シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たすとともに公式戦10連勝を飾った。試合後に第2セット序盤で激しく転倒したことについて質問されたが、「ただのかすり傷」と語っている。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<先月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)で大会初優勝を遂げたシフィオンテク。それ以来のツアー大会となった今大会では、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク50位の
A・カリーニナ(ウクライナ)、3回戦で第29シードの
C・タウソン(デンマーク)、4回戦で第15シードの
A・ケルバー(ドイツ)、準々決勝で第25シードの
M・キーズ(アメリカ)を破り初の準決勝に臨んだ。
この日の第1セットではお互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。元世界1位のハレプに2度のセットポイントを握られるも全て凌ぎ先行する。第2セット、第3ゲームで先にブレークに成功したがその後3ゲームを連取されゲームカウント2-4とリードされる。しかし、そこから4ゲーム連取に成功し1時間49分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「これまでで最もタフな試合だった。今日は精神的に一番きつかったと思う。タイブレークで逆転されたときは、かなり体力を消耗したわ。もし、私が観ていたら、たぶん一番エキサイティングな試合だったんじゃないかと思う」と語った。
また、第2セット序盤で激しく転倒したことについても触れている。
「正直なところ、昔に戻ったような気分だったわ。というのも、若い頃は、基本的に練習のたびに転んでいた。なぜだか分からないけど、私が12歳か14歳の頃、練習を見ていたある人が、“なんでいつも地面に倒れてるんだ”と言ったのを覚えている」
「でも、まあ、そんなことはどうでもいいわ。アドレナリンが出ていたから、それを全く感じなかった。だから、大した事ではない。怪我をする可能性もあるけど、これはただのかすり傷よ」
勝利したシフィオンテクは決勝で第6シードの
M・サッカリ(ギリシャ)と対戦する。サッカリは準決勝で第5シードの
P・バドサ(スペイン)を6-2, 4-6, 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。
>>ネット付近で激しく転倒したシフィオンテク<<
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