女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は16日、ダブルス準々決勝が行われ、第7シードの
柴原瑛菜/
A・ムハンマド(アメリカ)組が第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)/
C・マクナリー(アメリカ)(アメリカ)組を6-2, 1-6, [10-7]のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。試合後には「一緒にプレーするととてもいい選手なので、楽しくてしょうがない」と語った。
>>ナダルvsキリオス 1ポイント速報<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<柴原/ムハンマド組は今大会、1回戦で
K・シニアコバ(チェコ)/
C・タウソン(デンマーク)組、2回戦で
S・ケニン(アメリカ)/
A・リスケ(アメリカ)組を下して8強に駒を進めていた。
この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得。序盤で4ゲーム連取に成功し先行する。しかし、第2セット、第2ゲームでブレークを許しゲームカウント0-3とされた柴原/ムハンマド組。4度のブレークチャンスをものにできずセットカウント1-1に追いつかれる。それでも10ポイントマッチのファイナルセットでは4度のミニブレークを奪い、1時間19分で勝利した。
BNPパリバ・オープンは公式サイトに柴原とムハンマドのコメントを掲載。
ムハンマドは試合を振り返り「彼女たち(ガウフとマクナリー)はとてもタフなチームだ。彼女たちがアメリカのテニスの未来であるということは、どれほどエキサイティングなことなのか?あなたたちはどうか知らないが、私はそれに興奮しているわ」とコメントした。
「第2セットの序盤、スコアボード的には1-4か1-5くらいだったんけど、デュースポイントが多かった。相手は確実にレベルアップしていたから、とにかく自信を持って自分たちのプレーに集中し続けなければならなかった」
柴原は「私と組まないかと言ってもらえたのは本当にうれしかった。(パートナーを)探していたところだった。何度も対戦しているので、彼女がすごい選手だということは知っていた」と語り、それに対してペアを組んだムハンマドは「勝てないなら仲間になれ、だね」と笑いながら答えた。
勝利した瑛菜/ ムハンマド組は準決勝で第5シードの
G・ダブロウスキ(カナダ)/ G・オルモス(メキシコ)組と対戦する。ダブロウスキ/ オルモス組は準々決勝で
I・C・ベグ(ルーマニア)/
M・ニクルスク(ルーマニア)組をフルセットで下しての勝ち上がり。
また、柴原は
青山修子とペアを組んだ昨年大会に続く2年連続の4強入りとなった。
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