男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は4日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク67位の
錦織圭が第9シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を6-2,7-5のストレートで破り、2018年以来3年ぶり6度目のベスト16進出を果たした。
>>錦織らシティOP対戦表<<>>錦織vsノリー 1ポイント速報<<初対戦となったこの日、錦織はバックのハイボレーを決めるなどで先行すると第1ゲームでブレークを奪う幸先の良いスタートを切る。その後もミスやダブルフォルトを重ねるブブリクに対しフォアハンドのウィナーを放つなど圧倒し4ゲームを連取。ブレークを許すことなく第1セットを手にした。
第2セットに入っても主導権を渡さなかった錦織はバックハンドのパッシングショットを決めるなど第1ゲームで先にブレーク。直後の第2ゲームでは強烈なスマッシュなどで先行されると、この日初めてのブレークを許し徐々に流れはブブリクへ。第8ゲームではストローク戦で競り負けブレークされ苦しむも、直後の第9ゲームでブレークバックし、第11ゲームでとどめとなるブレークに成功。最後まで集中をキープした錦織が世界ランク39位のブブリクを下した。
2015年以来6年ぶり2度目のシティ・オープン優勝を狙う錦織は3回戦で第7シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは2回戦で世界ランク64位の
M・ギロン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
J・シナー(イタリア)、第8シードの
R・オペルカ(アメリカ)、第11シードの
J・ミルマン(オーストラリア)、第14シードの
L・ハリス(南アフリカ)らが3回戦へ駒を進めている。
一方、敗れたブブリクは大会初となる2回戦突破を果たすことはできなかった。
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