テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)が世界ランク288位の
J・ティプサレビッチ(セルビア)を6-4, 6-7 (5-7), 6-1, 6-4で破り、3年連続6度目の3回戦進出を果たした。
>>錦織vsノリー 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<この試合、アンダーソンは24本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に88パーセント高い確率でポイントを獲得。第2セットはタイブレークで落としたものの、ティプサレビッチにブレークを許すことなく、2時間59分で勝利した。
昨年の同大会で準優勝を飾っている33歳のアンダーソンは今季、肘の負傷によりクレー大会を全て欠場。6月のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)で約3カ月ぶりに復帰していた。
試合後の記者会見では「(けがしていた肘は)確実に良くなっている。良くなっている段階だと思う。今日は4セットの試合を戦い、良い感じでいるし、何日か前の1回戦の試合でも。それは僕にとって前向きなものだった。ブレークもされず、試合を通して良いサービスが打てたと思う。サービスゲームは素晴らしかった。もちろんここまでの体の状態にも嬉しく感じている。現時点ではそれは僕にとって最も大切なこと。確実に試合を戦い続ければ続けるほど、より良くなって行くはず」と手応えを語った。
続けて「正直なところ、去年の準優勝のプレッシャーは感じていない。今年はまた新しい年。昨年とは全く違うもの。昨年から前向きな経験を得ているが、それ以外は全く違う。あまりにも多くのことが違う。今年は去年ほど多くの試合をしていないし対戦相手も違う、状況も違う、直面している挑戦も違う。新しい挑戦。3回戦へ進めて本当に嬉しいし、この勝ち上がりを続けて行きたい」
ベスト16進出をかけて、アンダーソンは3回戦で第26シードの
G・ペラ(アルゼンチン)と対戦する。ペラは2回戦で世界ランク73位の
A・セッピ(イタリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日の2回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第10シードの
K・ハチャノフ(ロシア)、第11シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)、第15シードの
M・ラオニッチ(カナダ)、第19シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)らが3回戦へ駒を進めた。
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。
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