テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、女子シングルス準々決勝が行われ、第16シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)は第7シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)に4-6, 6-4, 5-7のフルセットで敗れ、2017年以来2年ぶり9度目のベスト4進出とはならなかった。
>>大坂vsプリスコバ 1ポイント速報<<>>大坂ら全豪OP対戦表<<セリーナはこの試合、第1セットを落としたものの第2セットでは2度のブレークに成功し、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットではゲームカウント5-1と大きくリードし、第7ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、同ゲームで足首を捻った。その後にマッチポイントを握るもプリスコバに5ゲームを連取され、2時間10分で力尽きた。
試合後の会見でセリーナは「(足首を捻った)あのポイントから、彼女(プリスコバ)は私のサービスゲームでいいプレーをしたと思う。ただ彼女が本当にいいプレーを始めた。それは私の足首が関係していたとは思わない。彼女がうまくやっていたし、よくボールを打っていた」と振り返った。
「彼女は私のマッチポイントで一か八かのプレーをしたと思う。ラインぎりぎりにショットを打ったり。信じられないプレーをした。当然、自分もミスをしてしまったけど、あのポイントから彼女は本当にいいプレーを始めた」
「マッチポイントでは何も悪いことをしていなかった。攻撃的だった。それでも彼女はライン上にショットを打ってきた。サービスエースもあった。リターンができないサービスだった。握ったマッチポイントでは実際できることは全てやったつもり」
「あまり負けをうまく受け入れられないけど、カロリーナ(プリスコバ)が5-1の40-30から必死なプレーをしていた。あんなことは見たことがない」
37歳のセリーナは2017年の全豪オープン優勝後に妊娠を発表。同年9月に長女を出産し、2018年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)でツアーへ復帰した。
「私が描くイメージはいつも勝利しているところ。それについて、ここに座って嘘はつきたくない。でも、まだタイトルを手にすることはできていない。いつかそれが起きると感じている。1試合1試合、戦い続けるだけ。戦士になり、続けるだけだと思う」
「復帰して、まだ10カ月しか戦っていないけど、これまで通り勝てると思っている。もしそう思っていなかったら、それはかなりがっかりすること。そう考えたいし、自分に言い訳をするより、遅かれ早かれ、いつかきっとその日が訪れると思いたい」
「そのレベルに近づいていると言いたい。到達するには、もっとしなければいけないことがあるのは分かっている。今は時間が必要」
一方、勝利したプリスコバは、準決勝で第4シードの
大坂なおみと対戦する。
「全豪オープンテニス」
2019シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープンテニス。全米女王に輝いた大坂なおみ、そして
錦織圭が頂点を目指す!現地の感動と興奮を生中継でお伝えする!
【放送予定】
2019年1月14日(月・祝)~27日(日)連日生中継
■詳細・放送スケジュールはこちら>【全豪オープン公式タオル発売】
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