男子プロテニス協会のATPは5日に公式サイトで2017年のベストマッチ トップ5を発表し、
錦織圭と
G・モンフィス(フランス)のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)2回戦が3位にランクインした。
【3位:錦織圭 vs ガエル・モンフィス】この試合は錦織が過去3連勝と相性の良いモンフィスからタイブレークの末に第1セットを先取。続く第2セットは主導権を握り、ゲームカウント5-2でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。しかし、ここから5ゲーム連取を許してセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットも先にリードしたのは錦織で、ゲームカウント5-3と勝利まであと1歩に迫った。だが、チャンスを活かせず、再びタイブレークへ突入。
そして錦織は6-2と4本のマッチポイントを握ったが、驚異的な粘りを見せるモンフィスに挽回を許して7-6 (7-4), 5-7, 6-7 (6-8)の逆転で敗れた。
【4位:ノヴァーク・ジョコビッチ vs アンディ・マレー】4位は、1月に行われた
N・ジョコビッチ(セルビア)と
A・マレー(イギリス)のカタール・エクソンモービル・オープン(ドーハ/カタール、ハード、ATP250)決勝。
2人の対戦は、2016年の年間最終ランキング1位の座を争ったATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)決勝以来だった。ジョコビッチが6-3, 5-7, 6-4のフルセットで勝利してリベンジを果たし、2連覇を飾った。
【5位:ラファエル・ナダル vs ルーカス・プイユ】5位にランクインしたのは
R・ナダル(スペイン)と
L・プイユ(フランス)のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)1回戦。ナダルは第2セットで2本のマッチポイントを握られたが、このピンチをしのぐと、4-6, 7-6 (8-6), 7-5の逆転で勝利して初戦突破。ナダルはそのまま勝ち上がり、今季6度目の優勝を飾った。
2017年ベストマッチの1位と2位は後日発表される予定
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