男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対ウクライナ(日本/大阪、ハード)は17日にダブルスが行われ、
錦織圭/
杉田祐一組がA・スミルノフ(ウクライナ)/
S・スタコフスキ(ウクライナ)組を6-3, 6-0, 6-3のストレートで下し、3連勝した日本のワールドグループ残留が決定した。
初日は、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4進出を果たしたエース錦織の体力温存のため、日本から
ダニエル太郎と
西岡良仁が初日に登場し、2連勝をおさめた。
そして、この日は錦織/ 杉田組が終始主導権を握り、1時間38分で勝利。
17日の時点で勝敗が決まったため、大会3日目のシングルス2試合は3セットマッチで行われる予定。
日本は昨年のプレーオフ コロンビア戦で、シングルスで錦織が2勝、ダニエル太郎が1勝をあげる底力を見せつけ、ワールドグループ残留を決めた。
今年3月のワールドグループ1回戦では、1勝2敗で迎えた最終日に錦織が
A・マレー(英国)とのエース対決に5-7, 6-7 (6-8), 6-3, 6-4, 3-6で惜敗し、通算1勝3敗で敗れていた。
日本とウクライナの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 7-6 (7-4), 7-6 (7-2), 6-1 S・スタコフスキ
・シングルス第2試合:西岡良仁 6-4, 5-7, 6-4, 7-5
I・マルチェンコ(ウクライナ)【大会2日目】
・ダブルス第1試合:錦織圭/ 杉田祐一 6-3, 6-0, 6-3 A・スミルノフ/ S・スタコフスキ
【大会3日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 vs I・マルチェンコ
・シングルス第2試合:西岡良仁 vs S・スタコフスキ
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。


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