男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)は大会3日目の10日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク7位で第1シードの
錦織圭と予選勝者の
西岡良仁らがベスト8へ進出するも、錦織と同ブロックに位置する第5シードの
D・クドラ(アメリカ)は2回戦で姿を消した。
>>メンフィス・オープン 対戦表<<錦織は、初戦の2回戦で世界ランク124位の
R・ハリソン(アメリカ)と対戦。終始試合の主導権を握った錦織は第2セットの第10ゲームで自身のサービング・フォー・ザ・セットを取りきれずハリソンにブレークバックを許す場面もあったが、最後は押し切り勝利を手にした。
準々決勝では、世界ランク93位の
M・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。ククシュキンとは過去に4度対戦しており、錦織の4戦全勝。直近では今シーズンの開幕戦であるブリスベン国際の2回戦で顔を合わせている。
ククシュキンは、同日の2回戦で第5シードのクドラにストレートで勝利し、準々決勝へ駒を進めた。
一方、予選勝ち上がりの西岡は世界ランク82位の
I・マルチェンコ(ウクライナ)に1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し、6-1, 6-3のストレートで勝利。準々決勝では、第4シードの
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
また、錦織と西岡がそれぞれ準々決勝で勝利した場合、準決勝で日本人対決が実現する組合せとなっている。


■関連ニュース■
・本音「錦織と戦わなくて済む」・錦織8強、最後もたつく・錦織「ずるい」 7選手を羨む