- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

八百長と波乱、観客過去最高

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の18日の朝、BBCとバズフィード・ニュースが発表した八百長に関するニュースで、これまで「ハッピー・スラム」と呼ばれていた大会に影を落とす事態へと発展した。

ゆったりとした雰囲気の中で行われるグランドスラムであることから「ハッピー・スラム」と呼ばれている全豪オープンだったが、開幕からの10日間でテニス関連機関幹部が2度の緊急会合を設け、その問題について話し合いをしていた。

そんな中でスタートした大会では、序盤から波乱に見舞われていた。男子シングルスでは第5シードのR・ナダル(スペイン)F・ベルダスコ(スペイン)に、女子シングルスでは第2シードのS・ハレプ(ルーマニア)が予選を勝ち上がったZ・シュアイ(中国)に1回戦で敗れ、初戦で姿を消した。

そして迎えた決勝戦で、男子は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのA・マレー(英国)を下し、全豪オープンの決勝戦では負けなしの6度目の優勝を飾った。

女子では、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が順当に勝ち上がる。これまでの全豪オープン決勝戦では6戦全勝だったものの、今回は第7シードのA・ケルバー(ドイツ)に屈し、2連覇とはならなかった。

今年の全豪オープンは、昨年記録した観客動員最多の70万3,899人を塗り替える72万363人を記録していた。

女子シングルス決勝戦では、多くの予想がセリーナ優勢の中、ケルバーがフルセットで勝利を飾った。セリーナが優勝すると、S・グラフ(ドイツ)のオープン化以降グランドスラム最多優勝の22度(女子テニス史上最多優勝はM・コート(オーストラリア)の24度)に並ぶはずだったが、ケルバーに阻まれた。

セリーナは決勝戦まで1セットも落とさない完璧な勝ち上がりを見せていたが、今回の敗戦でグランドスラム2大会連続でタイトル獲得とはならなかった。昨年の全米オープンでは、年間グランドスラムを目指して出場していたセリーナだったが、準決勝でR・ビンチ(イタリア)にまさかの敗退を喫していた。

「誰もが私の勝利を、どの試合でもどの大会でも、毎日のように予測している。まるでロボットかのようにね。でも私はロボットではないの。」とセリーナは想いを語っていた。

男子シングルス決勝戦では、ジョコビッチがマレーをストレートで下して、R・エマーソン(オーストラリア)の大会最多優勝に並ぶ6度目の優勝を飾った。これがグランドスラムで11度目の優勝となったジョコビッチ。

全豪オープン決勝戦では負け知らずで、これまでのグランドスラムも5大会連続で決勝進出を果たし、1大会だけ優勝を逃していた。それは昨年の全仏オープンで、決勝戦でS・ワウリンカ(スイス)に屈していた。

全仏オープンは、ジョコビッチが獲得していない唯一のグランドスラムであり「この15カ月、テニス人生において疑う余地もなく最高のテニスをしている。」と語るジョコビッチは、この勢いを維持し全仏オープンの優勝を既に視野に入れていた。

マレーは、これが全豪オープン5度目の決勝進出だったが、これまで同様にタイトル獲得には至らなかった。しかし、今年のマレーは数々の不安を乗り越えての決勝進出だった。

妻であるキムは臨月を迎え、第一子の出産を目前としてイギリスに残ってその日を待っていた。そしてキムの父であるN・シアーズはA・イバノビッチ(セルビア)のコーチとして大会へ訪れていた。しかしイバノビッチの試合中に倒れてしまい、救急車で病院へ運び込まれた。偶然にもその時、マレーも別のコートで3回戦を行っていた。

「この数週間はコート以外で、とてもタフなものだった。」

そして試合が終わると気持ちは一気に妻へと注がれ「君はずっとこの2週間、女神のようだった。ずっと応援してくれて本当にありがとう。すぐに飛行機で家に帰るよ。」と感情的になりながら想いを述べていた。

今大会を最後にコートから去った選手がいた。元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)は全豪オープンで今回が自身20度目の出場となった。この大会での引退を表明していたヒューイット。今後はオーストラリアのデビスカップの監督の職に就く。

シングルス2回戦で、今大会ベスト8入りを果たしたD・フェレール(スペイン)に敗退したヒューイットは、2001年の全米オープンと2002年のウィンブルドンでチャンピオン。

「普段と同じように、全てを出し切った。ロッカールームに忘れ物など何もない。それはいつも誇りに思っていること。」と、フェレール戦後の会見で語っていたヒューイットは、男子シングルス決勝戦直前でスーツに身を包み、T・ローチ(オーストラリア)、J・ニューカム、P・ラフター(オーストラリア)など、オーストラリアを代表するレジェンド達と観客席から現れる演出に加わり会場を沸かしていた。

大会開始直前、BBCとバズフィード・ニュースが、トップ50にいる16名の選手が不可解な賭けが掛けられたために、その賭けが無効となった試合に関与していたとするレポートを公にした。

そこにはグランドスラム優勝者も含まれるとする驚きのものだった。そのレポートは、テニス関連機関が疑わしい選手に対して何の調査も行わなかったとも語っていた。

そのため、テニス関連機関の幹部は緊急会合を設け、その疑いを否定する会見を開いた。テニス関連機関は、2008年にグランドスラム運営委員会、男子プロテニス協会、女子プロテニス協会、国際テニス連盟から設立されたテニス腐敗防止委員会が運営する独自の調査を行うことを決めたと発表していた。

(STATS - AP)




■関連ニュース■ 

・号泣、勝利目前からの惜敗
・物議キリオス 試合直前に通話
・ジョコ 観客から指摘される
(2016年2月2日15時39分)

その他のニュース

4月18日

ナダルに勝利「一生に一度のチャンス」 (11時01分)

36歳バウティスタ=アグ 400勝に到達 (8時58分)

ナダル敗退「このコートに別れを告げることができた」 (7時37分)

【告知】島袋将vsホン (6時48分)

ナダル 世界11位に敗れ16強ならず (1時10分)

4月17日

【1ポイント速報】ナダルvsデミノー (23時04分)

大坂なおみ 2年ぶりクレーは黒星 (23時03分)

【1ポイント速報】大坂なおみ クレー初戦 (22時12分)

ナダル 2年ぶりクレーで若手粉砕! (22時02分)

日比野菜緒 今季クレー初戦は黒星 (19時45分)

【1ポイント速報】日比野菜緒 ルーアン1回戦 (18時52分)

大坂なおみ 今大会は”本気度”の表れ (18時44分)

錦織圭 5月上旬大会に出場へ (15時28分)

MP凌いだオジェ初戦突破、次戦はダニエル (14時06分)

37歳ナダル 復帰は「成長するチャンス」 (11時08分)

ナカシマ、ルブレフ撃破で16強 (8時32分)

ナダル 3ヵ月ぶり復帰戦で勝利 (6時50分)

錦織圭ら全仏OP出場予定選手一覧 (0時55分)

大坂なおみら全仏OP出場予定選手 (0時42分)

4月16日

シュワルツマン 今季初白星挙げれず (22時05分)

西岡良仁 バルセロナOP初戦敗退 (21時33分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsムナル (20時00分)

ダニエル太郎 ストレート勝ちで2回戦へ (19時48分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsオコネル (19時25分)

驚異のバウンド 相手頭上超えるエース (19時23分)

ポール回し成功!相手呆然 (18時07分)

大坂のクレー&芝参戦「GS優勝目指す表れ」 (17時30分)

大きく腫れ上がった足首公開 (17時13分)

世界1位在位99週、歴代単独9位に (16時31分)

勝利目前で負傷、先月ジョコ撃破20歳 (16時04分)

「引退は退屈だった」復帰表明 (15時00分)

ドミニカ出身の23歳がツアー初白星「特別」 (14時31分)

島袋将、快勝で光州CH初戦突破 (12時33分)

【1ポイント速報】島袋将 CH1回戦 (11時02分)

負傷続くアルカラス「できる限りのことを」 (9時01分)

ナダル「最後の年として、1秒1秒を楽しみたい」 (7時32分)

【動画】ナダル 2年ぶりクレーコートで若手を粉砕! (0時00分)

4月15日

シャラポワ「記憶に残る試合は敗戦」 (18時58分)

チチパスVで世界6位以下が混戦に (18時01分)

37歳ガスケがツアー1000試合目へ (17時05分)

マッケンロー以来 34年ぶり快挙 (16時02分)

前週Vの内山靖崇 74上げ167位に (14時59分)

大坂なおみ 1つ上げ192位 (14時01分)

チチパス父「息子の力疑ったことない」 (10時46分)

準Vルード「追いかけ続ける」 (9時57分)

チチパスV「信じられない」トップ10復帰へ (8時39分)

ダニエル太郎 初戦は世界62位と対戦 (7時04分)

チチパス 2年ぶり3度目の優勝 (0時04分)

【動画】トレヴィサンが大坂なおみを撃破した瞬間 (0時00分)

【動画】ナダル 復帰戦勝利の瞬間 (0時00分)

【動画】ポール回し成功!スーパープレーに拍手喝采 (0時00分)

【動画&画像】カゾーが負傷した実際のシーンとカゾーの腫れ上がった足首 (0時00分)

【1ポイント速報】ルードvsチチパス (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!