- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

号泣、勝利目前からの惜敗

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)は24日、女子シングルス4回戦が行われ、終盤で全身に痙攣が起きたAL・フリードサム(ドイツ)は第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)に7-6 (8-6), 1-6, 5-7の惜敗を喫し、涙が止まらなかった。

>>全豪オープン対戦表<<

21歳で現在世界ランク82位のフリードサムは、これまでグランドスラム2回戦の壁を超えたことがなかった。しかし勢いに乗るフリードサムは勝敗がかかったファイナルセットもゲームカウント5-2とリードし、勝利目前だった。

そこから粘りを見せたラドワンスカにゲームを連取されてしまう。その時、フリードサムの体に異変が起きた。

コートチェンジの際、主審にトレーナーを要求したフリードサムは足の治療を受け、右太ももにテーピングを施す処置をとった。

第10ゲームをラドワンスカにサービスキープされ、ゲームカウント5-5とした。その瞬間、フリードサムの全身痙攣が起き始めた。

第11ゲームでは足を必死に掴んだり、ストレッチをしたりしていたが、その表情は痛みで苦しんでいた。仕方なくフリードサムはアンダーサーブを打ったがフォルトしてしまい、次は上からサービスを打ったがそれも入らず、ダブルフォルトをしてしまった。

「あれが痙攣なのか、どこか怪我をしてしまったのか、あの時は分からなかった。なぜなら、あんな経験をしたことはなかったから。もうこの足で立ってはいられないと感じていた。」とフリードサムはその時の気持ちを語った。

フリードサムの目からは涙が溢れ、必死に試合を続けていた。もちろん、詰めかけた観客も後押ししていた。

しかし冷静なラドワンスカは、ドロップショットなどで巧みな攻撃を展開した。

ドロップショットを追いかけたフリードサムは、叫びながら倒れ込むと、別の足にも痙攣が起きてしまい、その足を掴み悶絶してしまった。

また泣き出してしまったフリードサムだが、再びサービスを打とうとベースラインへ戻るも痙攣がおさまらず、なかなかサービスが打てなかったことから、時間をとりすぎたために主審からポイント・ペナルティを科されてしまった。

そのポイントでフリードサムはラドワンスカにブレークを許すことになり、会場からはブーイングも起きていた。

ラドワンスカは「もちろん、あの時は彼女(フリードサム)を走らせようとした。とても辛い瞬間だった。明らかに苦しんでいたから。でも、まだ彼女は戦うつもりでいたから、自分は自分のテニスをしなければならなかった。そんな状況でバカなミスをしたくはなかった。手が少し震えていた。でも、どうしても勝ちたかった。本当に不思議な心境だった。」と複雑な想いを明かした。

ラドワンスカの言う通り、フリードサムは最後のボールまで戦い続けていた。途中棄権など考えてもいないようだった。

「どうやってあんな状況を対処したら良いのか分からなかった。自分にこう言った。 きっと5-6になっているから、ここからリラックスしよう って。もうすぐ試合が終わると感じたから、最後まで頑張った。」

試合後、足を引きずりながら、そして涙を流しながらコートを去っていったフリードサムには、会場からスタンディング・オベーションが送られ、拍手は鳴り止まなかった。

痙攣の経験があるラドワンスカは、フリードサムの気持ちに共感していた。

「とても痛いし、どうしようもない。そんな状況に陥ってしまった人を見ているのは辛いことだった。」

この5年間で4度目の準々決勝進出を果たしたラドワンスカは、第10シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)とベスト4進出をかけて戦う。これまでの全豪オープンでラドワンスカは、準決勝へ進んだことがない。

「もちろん、もしかしたら負けていたかもしれない試合に、こうして勝てたことは自信につながる。でも、もし選べるのなら2セットで終わりにしたかった。」

(STATS - AP)

>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<






■関連ニュース■ 

・物議キリオス 試合直前に通話
・2試合連続でアクシデント
・ツォンガ、ボールガール救出
(2016年1月25日14時54分)

その他のニュース

7月13日

【告知】シナーvsアルカラス (11時08分)

【告知】小田凱人vsヒューエット (8時05分)

惨敗「こんな展開になるなんて…」 (7時12分)

女王 母国メディアを非難 (6時02分)

決勝で完敗、涙の準V (2時28分)

衝撃の完封V「夢にも思わなかった」 (1時55分)

歴史的完勝でウィンブルドン初V (1時08分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsアニシモワ (0時00分)

7月12日

準V上地結衣「勝ちたかった」 (21時35分)

上地結衣 準Vで偉業逃す (20時50分)

【1ポイント速報】上地結衣vsワン (19時00分)

ジョコ 決勝はアルカラス有利と見解 (14時32分)

45歳 16ヵ月ぶりツアー復帰 (10時33分)

アルカラス「精神的有利はない」 (9時19分)

シナー「全仏後、かなり練習した」 (7時24分)

ジョコ敗退も「終わらせる気はない」 (6時05分)

ジョコ 8年ぶり決勝進出逃す (2時57分)

シナー、ジョコ破り初V王手 (2時55分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 男子準決勝 (0時53分)

アルカラス 熱戦制し3連覇に王手 (0時29分)

7月11日

小田凱人 ウィンブルドン決勝進出 (23時46分)

上地結衣 生涯ゴールデンスラム王手 (21時47分)

杉村太蔵 45歳以上ダブルスで準V (16時22分)

東レPPO 記念大会に無料招待 (13時00分)

島袋将ら 日本勢3名が8強入り (12時05分)

四大大会で通算11度目V (11時16分)

絶好調「ゾーンに入っていた」 (8時51分)

世界1位 決勝逃す「辛いけど…」 (7時57分)

完勝でウィンブルドン初V王手 (2時06分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 女子準決勝 (0時27分)

世界1位撃破し四大大会初の決勝へ (0時14分)

7月10日

世界1位 観客を再三救助 (23時00分)

上地結衣 失ゲーム0の圧勝で4強 (21時33分)

小田凱人 ウィンブルドン4強入り (20時15分)

【1ポイント速報】小田凱人vsスパーガレン (19時08分)

ウィンブルドン 男子4強出揃う (11時18分)

坂本怜 日本勢対決制し初戦突破 (10時08分)

元世界9位フォニーニ 正式に引退 (9時09分)

ジョコ、フェデラー超え記録で4強 (8時06分)

ジョコ 逆転勝ちで4強、次戦はシナー (3時34分)

世界1位シナー 2年ぶり2度目の4強 (1時55分)

【動画】シフィオンテク 歴史的完勝でウィンブルドン初V!優勝の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!