男子テニスで世界ランク779位の
志賀正人が所属するGODAI テニスカレッジの船橋校にて20日、クリスマスイベントが開催された。その際、志賀はtennis365.netの独占インタビューに応じ、今季の振り返りと来季の目標を話した。
「大勢の方に集まっていただいて、これだけの人たちに知ってもらえるっていうことは、今の自分にとっては自身を知ってもらう凄く良い機会になったと思う。また、ジュニアの部と一般の部があって、どちらも凄い楽しいものをGODAIの人たちが用意してくれているので、去年もですけど今年も凄い楽しめました。」とイベントの感想を述べた。
今季を振り返ると「結構壮絶でしたね。」と志賀。「7月末までの段階で1回しか勝てなかったんですよ。これはやばいなってなって、8月からようやく勝ちだして今のランキングに至るんですけど。そういった意味では上手く持ち直した1年でもあり、前半かなり苦しんだ1年でもありました。」と話していた。
目標の選手を問うと「添田さん。プレースタイルも身長も違うんですけど、27歳でトップ100に入ったところでは、僕も27歳くらいまでにブランドスラムに出たいので、目指すのは添田さんなのかなと思います。」と
添田豪について語った。
ライバルの話になると「自分の同期に江原と関口という良い同期であり、ライバルがいる。彼らの場合はジュニアの時から成績が上でそのままプロになって、僕は大学にいったので、やっぱりランキングの面でしっかり抜かなきゃいけないところだとは思っています。」と意気込み。
また、会いたい有名人はいるかと問うと「(男子ハンマー投選手の)室伏広治ですかね。何かを極めた人に凄い会いたいです。ストイックで、テニスに欠けているものを持っている気がするんですよね。体調管理もそうだし、食事の話も体重の管理も、陸上競技の選手って全てを1つ1つきちんとやっていそうで、テニスって結構そこがあまり重要視されていないんですよね。」
「そういったところでは、(テニスは)まだアスリートとして開拓されていく余地のあるスポーツなのかなと思ってます。」とアスリートとしての意識の高さが伺えた。
最後に「ランキングでしっかり100位以内に入ること。」と来季の目標を述べた志賀の活躍に期待したい。
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