男子テニスで世界ランク132位の
添田豪が所属するGODAI テニスカレッジの船橋校にて20日、クリスマスイベントが開催された。その際、添田はtennis365.netの独占インタビューに応じ、2016年に行われるリオデジャネイロオリンピックについて話した。
2003年にプロへ転向して以来、日本のテニス界を引っ張ってきた添田。現在は若手選手も活躍し始め、ベテランの位置を確立している。
独占インタビューの際、日本人選手と海外選手の違いについて問うと「育ってきた環境でだいぶ差が出てくる。」と添田。
「ヨーロッパだと移動も楽ですし、スペインやフランスなどの強い国は選手もトップだし、プロになるノウハウを確立していると思う。日本の場合は、まだ環境がそこまで整ってないし手探りな状況なので、そこの違いが大きいかなと思います。」と話していた。
また、自分がストイックだと思う瞬間は「練習で疲れてても、あまり練習量を下げないようにしているところ。」と語る。現在31歳の添田は、年齢を言い訳にはせず「若い選手も頑張ってますし、自分が一番練習しなきゃっていう思いは強いので、量の差で負けないようにとは思ってますね。」と前向きに行動している。
昨年のインタビューではリオ・オリンピックを目指すと語っていた。今もその想いで取り組んでいるのか問うと「(リオは)やはり目指しています。協会の方からも強化指定枠に選ばれたので、目標はブレずにやっていこうと思っています。ランキングを上げないと出られないので、ここ半年が勝負ですね。」と五輪出場を見据えていた。
2012年のロンドンオリンピックではシングルスで
M・バグダティス(キプロス)に敗れた。
錦織圭とのダブルスでは、2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得した
R・フェデラー(スイス)/
S・ワウリンカ(スイス)組から1セットを取り健闘した。
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