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「最高だった」バルトリ、悲願の優勝は父との二人三脚<ウィンブルドン>

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、女子シングルス決勝を行い、第15シードのM・バルトリ(フランス)が第23シードのS・リシキ(ドイツ)を6-1, 6-4のストレートで下し、悲願の四大大会初優勝を飾った。

また、バルトリは今回の優勝で、2006年に優勝したA・モレスモ(フランス)以来、フランス人女性として7年ぶりとなるタイトル獲得の快挙も達成、ウィンブルドン18人目の女王となった。

試合後、バルトリは次のように語った。「正直言って、まだ優勝したなんて信じられない。この瞬間を長い間待ちわびていた。私にとってウィンブルドン優勝は到底叶わない夢だと思っていた。ましてやマッチポイントでサービスエースを決めるなんてね。でもサービスは時間を割いて練習してきたから、今回、エースで優勝を決めるために練習してきたようなものね。トロフィーを手に出来てとても嬉しい。」

「ウィンブルドンでの優勝は6歳のころからの夢だったの。」

また、会場の外で行われた試合後のインタビューでバルトリは次のように話している。「まだ信じられないわ。明日目が覚めたら優勝していなかったりして。決勝ではどのポイントでも最大限の集中力をもってプレーをした。第2セットの5-1の場面では終わりが見えていたんだけど、そこから彼女(リシキ)は素晴らしいプレーを見せ始めた。でも最後はエースで試合を締めくくれて最高だった。今は本当に幸せよ。」

「第2セットの終盤では自分のテニスをすることに集中し、冷静さを保とうとした。5-1で40-15だったけれど締めきれなかった。そこから彼女は素晴らしいプレーを見せ始め、5-4となってしまった。第10ゲームでは、何としてでももう1度サーブをキープしようとしたの。そして最後はエースだった。チョークが舞い上がったのが見えたわ。スローモーションのように見えた。サーブが向こうのコートに落ちて、チョークが舞ったの。サービスエースで、そこでウィンブルドンの優勝が決まった。最高だった。」

バルトリは幼少時から父親をコーチとしてつけている。その父親についてバルトリは「父には5歳半のときから教えてもらっているの。最初に与えられたラケットを使ってネットを越すようにボールを打っていたわ。だから今回優勝できてその瞬間を父と分かち合えたんだけど、これは長いこと私が目標にしてきたことなの。明日引退しても構わないような感じがしている。」と述べ、父との二人三脚の年月が報われた様子を伺わせた。

「今の気持ちは言葉では言い表せない。優勝を実感するためには写真を見て、試合のDVDを観る必要があるわ。」

続けて、優勝によって人生が変わるかどうか聞かれたバルトリは「私という人間は変わらないわ。これまでと同じ状態であり続けるでしょう。控えめで目立たず、気楽で地に足がついた状態ね。でも『ウィンブルドンチャンピオン』というのは響きがいいわ!優勝は夢だった。どうしても優勝したかったの。四大大会での優勝はテニス人生におけるゴールだと私は常に言ってきた。」と答えた。

「優勝を自ら夢として描き、その夢を見続け、前進すること。一所懸命練習をしていたら、その夢がかなったわ。」

優勝したまさにその瞬間について、バルトリは次のように振り返っている。「対戦相手と握手するまでのコート上での5秒から10秒間は地球上を歩いている感じがしなかった。空を飛んでいるような感じだった。その時の感じを言葉で表すのは本当に難しいわ。」

「完璧な日となった。天気はよく、快晴で、ウィンブルドンのセンターコートに立っていた。会場は観客で埋め尽くされ、ストレート勝ちを収めた。大会で1セットも落とさず優勝した。」

幼少時からの夢を叶えたバルトリは、今後の展望については以下のように語る。「四大大会での優勝が今回きりであっても満足していると思うわ。でももちろんさらに何度か優勝できるよう、一所懸命に練習を続けていく。」

一方でバルトリは、敗れたリシキに対してコート上で優しい言葉をかけるのを忘れてはいなかった。「私も2007年に決勝まで進んだけど、準優勝に終わった。だからあなたが今どんな気持ちかよく分かるわ。でもまた必ず決勝に進める。信じているわ。」

バルトリは今回の活躍で月曜日に発表される最新の世界ランキングではトップ10返り咲きを決めており、ダブルで嬉しい四大大会初優勝となった。

《ウィンブルドン 男女対戦表》

《最終日大会スケジュール》

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(2013年7月7日13時14分)

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