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森田あゆみ、記者会見で悔し涙◇全米オープン

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会4日目の30日、女子シングルス2回戦が行われ、森田あゆみ(日本)がT・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦するも5-7, 2-6のストレートで敗れ、今大会初の3回戦進出とはならなかった。

世界ランク95位の森田は、第1セットの第3ゲームでピロンコバから先にブレークを奪った。しかし同55位のピロンコバに続くゲームをブレークバックされ、試合を振り出しに戻した。その後は両者苦しみながらもサービスキープを続け、ゲームカウント4-4の第9ゲームで森田は2度目のブレークを奪う。

だが、直後のサービング・フォー・ザ・セットである第10ゲームでブレークバックを許してしまう森田。この試合、先にブレークするもピロンコバにすぐにブレークバックを許すなど、なかなかリードを守り切れない流れ。第12ゲーム、森田のサービスゲームで30-0とリードしたが、そこから4ポイントをピロンコバに奪われ、第1セットを53分で落としてしまった。

第2セットで先にブレークを決めたのはピロンコバ、第4ゲームで森田からブレークを奪い、ゲームカウント3-1とリードする。ゲームカウント2-5の第8ゲーム、森田のサービスゲームでピロンコバのラッキーなネットインなどもあり0-40とマッチポイントを握られてしまう。最後、森田は痛恨のダブルフォルトを犯してしまいゲームセット。

森田は今年の全豪オープンに続く3回戦進出とはならなかった。今年はウィンブルドン後に腰を痛め、しばらく休養を取っていた森田は、前哨戦のダラス大会から復帰。怪我の不安を抱えて臨んだ今大会だったが、1回戦で第26シードのM・ニクルスク(ルーマニア)を下す金星を上げていた。

「全米オープンに出場する事を目標にしてやって来た。正直不安はあったが、1回戦は腰に違和感が出る事もなく戦えた。今日も良い状態で臨めたが、ちょっと腰に疲れが出てきて、悔しい気持ちと試合が出来る所まで来れたという気持ちが混じっている。それでももっとやりたかったと感じている。」と森田は、試合後の記者会見で、悔し涙を拭いながら語っていた。

ピロンコバは2回戦でS・ソレル=エスピノーサ(スペイン)と対戦する。ソレル=エスピノーサはこの日、I・C・ベグ(ルーマニア)を6-4, 7-6 (7-5)で下しての勝ち上がり。ベグは1回戦で元世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)を下す金星を飾っていた。

この日の試合結果は以下の通り。

A・ラドワンスカ(ポーランド) (2) ○-× C・スアレス・ナバロ(スペイン), 4-6, 6-3, 6-0
S・ウィリアムズ(アメリカ) (4) ○-× MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン), 6-2, 6-4
A・ケルバー(ドイツ) (6) vs. V・ウィリアムズ(アメリカ), 6-2, 2-1
S・エラーニ(イタリア) (10) ○-× V・ドゥシェヴィナ(ロシア), 6-0, 6-1
A・イバノビッチ(セルビア) (12) ○-× S・アービッドソン(スウェーデン), 6-2, 6-2
D・チブルコワ(スロバキア) (13) ○-× B・ヨバノフスキ(セルビア), 7-6 (7-3), 7-6 (7-3)
M・キリレンコ(ロシア) (14) ○-× G・アーン(ハンガリー), 6-3, 6-2
R・ビンチ(イタリア) (20) ○-× Y・シュウェドワ(カザフスタン), 3-6, 7-5, 7-5
J・ヤンコビッチ(セルビア) (30) ○-× L・アルアバレナ=ベチノ(スペイン), 6-4, 6-2
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) ○-× J・コンタ(英国), 2-6, 6-2, 7-5
S・スティーブンス(アメリカ) ○-× T・マレック(ドイツ), 5-7, 6-4, 6-2
O・ポクコワ(ロシア) ○-× K・ベルテンス(オランダ), 5-7, 6-2, 7-5
A・フラヴァコバ(チェコ共和国) ○-× G・ウォスコボエワ(カザフスタン), 6-2, 6-7 (3-7), 6-3
S・ソレル=エスピノーサ ○-× I・C・ベグ, 6-4, 7-6 (7-5)
E・マカロバ(ロシア) ○-× E・ヴェスニナ(ロシア), 6-3, 6-4
T・ピロンコバ ○-× 森田あゆみ, 7-5, 6-2

(翻訳/弓削忠則)

(2012年8月31日13時45分)

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