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2001年覇者ヒューイット「嬉しさを感じている」◇全米オープン

テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会3日目の29日、男子シングルス残りの1回戦と2回戦が行われ、2001年に今大会を制し世界1位へ上り詰めたL・ヒューイット(オーストラリア)がT・カンケを4-6, 6-2, 6-1, 6-4の逆転で下し、2009年以来となる初戦突破を決めた。

現在世界ランク125位のヒューイットはこの数年、度重なる怪我で手術を受けるなど、思うようにシーズンを送れずにいた。2008年には左臀部、2010年には右臀部、2011年には左足の手術を受け、今年7月には233位までランキングを下げてしまい、今大会は主催者推薦を受けて本戦の舞台に立っている。

この試合、第1セットで先にブレークを奪ったヒューイットがゲームカウント4-1とリードする。しかし、そこからサーブのリズムを崩したヒューイットは、ファーストサーブの確率を31パーセントに落とし、セカンドサーブをカンケに攻められてしまう。その後2度のブレークを許し、第1セットを45分で失ってしまう。

しかし、第2セットで立て直して来たヒューイットは、ファーストサーブの確率を52パーセントへと上げ、ゲームカウント2-2から4ゲーム連取に成功、ヒューイットがこのセットを取ると、セットカウント1-1とした。

更にペースを上げたヒューイットは第3セット、自身のサービスゲームで74パーセントと高い確率でポイントを獲得し、カンケに1度もブレークポイントを握らせず、逆にカンケから2度のブレークを奪うと、セットカウント2-1と勝利へリーチを掛けた。

粘るカンケは第4セットで再び集中力を増し、ヒューイットにブレークを奪われたもののブレークバックし、ゲームカウント3-3へと戻した。

しかし、好調を維持したヒューイットは2度目のブレークに成功すると、ゲームカウント5-4、サービング・フォー・ザ・マッチを迎える。マッチポイントでは、最後カンケのリターンがアウトし、2時間48分で久々の初戦突破を決めた。

ヒューイットは今年、全豪オープン4回戦敗退後に出場したデビスカップの中国戦で、左足つま先を怪我してしまう。「全豪後は厳しい日々が続いた。色々な怪我でツアーを離れなけらばならなかった。そんなハードルをこうして潜り抜けて、グランドスラムの舞台、特に全米オープンへ戻って来れた事には、嬉しさを感じている。」と、この舞台へ立てた気持ちを語っていた。

2回戦でヒューイットはG・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。この日の1回戦でミュラーは第28シードのM・ヨージニ(ロシア)を2-6, 3-6, 7-5, 7-6 (8-6), 7-6 (8-6)の大逆転で下しての勝ち上がり。

この他の試合の結果は以下の通り。

【1回戦】
D・フェレール(スペイン) (4) ○-× K・アンダーソン(南アフリカ), 6-4, 6-2, 7-6 (7-3)
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (7) ○-× F・セラ(フランス), 6-4, 7-6 (7-4), 6-4
J・ティプサレビッチ(セルビア) (8) ○-× G・ルファン(フランス), 4-6, 3-6, 6-2, 6-3, 6-2
J・アイズナー(アメリカ) (9) ○-× X・マリス(ベルギー), 6-3, 7-6 (7-5), 5-7, 7-6 (11-9)
R・ガスケ(フランス) (13) ○-× A・モンタネス(スペイン), 4-6, 6-2, 6-3, 6-3
P・コールシュライバー(ドイツ) (19) ○-× M・ロドラ(フランス), 7-6 (7-2), 4-6, 7-6 (7-4), 6-1
E・ガルビス(ラトビア) ○-× T・ハース(ドイツ) (21), 3-6, 4-6, 6-4, 7-5, 6-3
T・ロブレド(スペイン) ○-× A・セッピ(イタリア) (26), 6-1, 7-5, 6-3
G・ミュラー ○-× M・ヨージニ (28), 2-6, 3-6, 7-5, 7-6 (8-6), 7-6 (8-6)
C・M・ステベ(ドイツ) ○-× V・トロイキ(セルビア) (29), 6-4, 6-4, 3-6, 6-2
G・ゼミヤ(スロベニア) ○-× R・メロ(ブラジル), 7-5, 7-6 (7-3), 7-5
I・セイスリン(オランダ) ○-× D・ヒメノ=トラバー, 7-5, 6-3, 6-4
B・クラーン(アメリカ) vs. J・メルツァー(オーストリア), 4-6, 6-3, 7-5, 5-7, 4-2
L・ヒューイット ○-× T・カンケ, 4-6, 6-2, 6-1, 6-4
S・ジョンソン(アメリカ) ○-× R・ラム(アメリカ), 6-3, 7-6 (7-5), 6-3
B・ベイカー(アメリカ) ○-× J・ハジェク, 6-3, 6-4, 6-2
B・パイユ ○-× G・ディミトロフ(ブルガリア), 5-7, 6-3, 7-6 (7-4), 6-2
L・メイヤー ○-× L・クボット(ポーランド), 6-4, 6-4, 7-5
J・ニエミネン(フィンランド) ○-× M・ククシュキン(カザフスタン), 6-0, 6-2, 0-0, 途中棄権
R・ハリソン(アメリカ) ○-× B・ベッカー(ドイツ), 7-5, 6-4, 6-2

【2回戦】
A・マレー(英国) (3) ○-× I・ドディグ(クロアチア), 6-2, 6-1, 6-3

(翻訳/弓削忠則)

(2012年8月30日14時33分)

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