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女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、賞金総額375万5140ユーロ、クレー)は7日、シングルス1回戦が行われ、第9シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)がE・ヴェスニナ(ロシア)に6-3, 6-1のストレートで快勝、順当に2回戦に進出した。
セリーナの姉であるV・ウィリアムズ(アメリカ)は、この日に行われたシングルス2回戦に登場したが、第12シードのA・クルベールの前に4-6, 1-6で敗退、姉妹で明暗が分かれる1日となった。
世界ランク9位のセリーナはこの日、試合を通して13本のサービスエースと40本のウィナーを記録するなど同68位のヴェスニナを持ち前の攻撃力で圧倒、滑りやすいブルークレーに戸惑いながらも、1時間9分で初戦突破を決めた。
この日はセンターコートの第1試合だったセリーナは「朝11時の試合はいつも嫌いです。」とスケジュールについて文句を言いながらも、「早い時間に試合をすると、本当に良いプレーが出来ます。どうして(午前中の試合が)嫌いなのか分かりません。」とコメントしている。
「今日は自分のパフォーマンスにワクワクしませんでしたが、良い感触でした。決勝か何かに進出すれば、もっと興奮するでしょう。まだ1回戦です。」
4月初めに行われたチャールストン大会でタイトルを獲得しているセリーナは、この日の勝利でクレーコートの今季通算成績を8勝0敗としている。セリーナはその後に出場したフェドカップ・プレーオフで、シングルス2勝を記録している。
「私は競技者ですし、コートに出たときには、いつも自分のベストを尽くしたいと思っています。」とセリーナ。「コートに出て、適切なことをするようにトライするだけです。もしそれを続けられたら、結果はついてきます。」
今大会のディフェンディング・チャンピオンである第3シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)は、M・イラコビッチ(ニュージーランド)に6-2, 6-3のストレートで快勝、大会連覇に向けて好スタートを切った。
昨年はウィンブルドンを含む6大会でタイトルを獲得していたクヴィトバは「良いスタートでした。昨年の大会は良い思い出ですが、自分がディフェンディング・チャンピオンとは考えていません。ブルークレーでのプレーは違いますが、それでもクレーコートです。マドリッドとローマは全仏オープンへの良い準備になるでしょう。」と、27日から開幕する全仏への思いを語っている。
この日はシングルス2回戦4試合も行われており、第5シードのS・ストザー(オーストラリア)がC・マーケイル(アメリカ)を2-6, 6-4, 6-0で下したほか、昨年の全仏女王で第8シードのN・リー(中国)がS・ソレル=エスピノーサ(スペイン)に6-3, 6-1で勝利している。
また、P・ツェトコフサ(チェコ共和国)がL・ドミンゲス=リノ(スペイン)とのノーシード対決を6-4, 7-5で制し、3回戦に進出している。
この日に行われたシングルス1回戦の結果は以下の通り。
C・スアレス・ナバロ(スペイン) ○-× J・ヤンコビッチ(セルビア) (15), 4-6, 7-6 (7-5), 6-4
A・フラヴァコバ(チェコ共和国) ○-× An・ロディオノワ(オーストラリア), 6-1, 6-4
L・フラデカ(チェコ共和国) ○-× S・ポン(中国), 6-4, 5-7, 6-4
E・マカロバ(ロシア) ○-× G・ウォスコボエワ(カザフスタン), 6-2, 7-6 (7-3)
L・サファロバ(チェコ共和国) ○-× K・カネピ(エストニア), 6-4, 6-4
S・エラーニ(イタリア) ○-× C・シーパース(南アフリカ), 4-6, 6-2, 6-3
今大会の優勝賞金は63万1000ユーロ。
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