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男子テニスツアーのバークレイズ・ドバイ・デューティ・フリーテニス選手権(カタール/ドバイ、賞金総額170万475ドル、ハード)は28日、シングルス1回戦11試合が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)がM・ロドラ(フランス)に6-0, 7-6 (8-6)のストレートで勝利、2回戦に進出した。
第1セットでは全32ポイントのうち、25ポイントを獲得するなどロドラを圧倒、わずか17分で先取したフェデラーであったが、第2セットではロドラのセカンドサーブを攻めきれず、お互いにブレークのないままタイブレークにもつれこんだ。
タイブレークでは、フェデラーが4-2とリードを奪ったが、ロドラがここから3ポイントを連取して5-4とすると、6-5でセットポイントのチャンスを迎える。しかし、ここはフェデラーがフォアハンドをライン上に決めて挽回すると、続く2ポイントを連取、1時間7分で初戦突破を決めた。
今大会5度目の優勝を目指すフェデラーは「第1セットを6-0でとって大会をスタートするのは、いつでも素晴らしいことです。最後に起きたのはいつだか思い出せません。」と、初戦の手応えを語っている。
全豪オープン準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて以来となる大会に臨む第3シードのA・マレー(英国)は、世界ランク116位のM・ベレー(ドイツ)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで退けている。
試合後の会見でマレーは「とても不満の残る試合でした。第2セットでブレークアップしていましたし、リードするたびに追いつかれてしまいました。第3セットでもブレークした直後にブレークバックを許してしまいました。もう少し良いプレーをすれば、もっと簡単に勝てたと思います。」と、試合を振り返った。
世界ランク4位のマレーは、第1セット序盤でベレーにブレークを許してしまったものの、2度のブレークに成功してセットを先取する。
第2セットでも3-2とリードしたマレーであったが、直後のゲームでベレーにブレークバックを許してしまう。さらにマレーは自らのサービスゲームで4本のミスを犯すなど、ベレーにゲームを献上してしまい、試合はファイナルセットに突入する。
最初の4ゲーム連続でサービスブレークとなった第3セット、ベレーが4-3と一時はリードするが、マレーがここから勢いを取り戻して3ゲームを連取、2時間6分で勝利した。
この他のシード勢では、第4シードのJW・ツォンガ(フランス)がM・バグダティス(キプロス)との接戦を7-6 (7-2), 6-4で制したほか、先週行われたオープン13でキャリア通算10勝を達成していた第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がA・ドルゴポロフ(ウクライナ)に6-3, 7-6 (7-5)で勝利している。
この他の試合の結果は以下の通り。
T・ベルディフ(チェコ共和国) (5) ○-× B・ベッカー(ドイツ), 6-2, 6-2
J・ティプサレビッチ(セルビア) (7) ○-× I・クニツィン(ロシア), 6-2, 6-2
M・キウディネッリ(スイス) ○-× N・ダビデンコ(ロシア), 6-4, 5-7, 6-4
S・スタコフスキ(ウクライナ) ○-× O・アワディ, 6-1, 6-2
M・ヨージニ(ロシア) ○-× R・ガスケ(フランス), 6-3, 0-0, 途中棄権
F・チポッラ(イタリア) ○-× I・リュビチッチ(クロアチア), 6-2, 7-5
F・ロペス(スペイン) ○-× N・マウー(フランス), 6-4, 6-4
今大会の優勝賞金は40万9170ドル。
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