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男子テニスツアーのマスターズ・シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額275万ユーロ、ハード)は10日、シングルス2回戦4試合が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第8シードのJW・ツォンガ(フランス)や、第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)らが勝利、ツアー最終戦の出場権獲得に望みを残した。
世界ランク9位のツォンガはA・モンタネス(スペイン)に6-1, 7-5で、同7位のダビデンコはB・ベッカー(ドイツ)に6-2, 6-1で勝利、それぞれ3回戦に駒を進めている。
ダビデンコとツォンガは、ランキング上位8人しか出場できないツアー最終戦の残る2つの出場枠を今大会で争う5人の選手に含まれている。今大会に出場している選手では、この2人のほかにF・ベルダスコ(スペイン)、R・ソデルリング(スウェーデン)、そしてF・ゴンサレス(チリ)が出場権獲得の可能性を残している。
2006年の今大会覇者で28歳のダビデンコは、今大会の準決勝に進出すれば最終戦に出場することができる。一方のツォンガは、今大会のタイトル防衛が必要な上に、決勝の相手がベルダスコ以外でないとツアー最終戦が開催されるロンドンへの道が閉ざされる。
先週行われたバレンシア・オープンでは、手首の怪我のために1回戦で棄権していたツォンガは、その影響を見せることなく、試合開始から5ゲームを連取して流れに乗ると、第2セット第11ゲームでこの試合3度目のブレークに成功、そのままモンタネスを押し切った。
世界ランク44位のベッカーのサービスゲームで5度のブレークに成功し、1時間18分で勝利を収めているダビデンコは、最終戦の出場権争いについてプレッシャーを感じていないようだ。
今季4大会でタイトルを獲得しているダビデンコは「出場のために今大会での優勝が必要な選手が3人もいる。ツォンガ、ソデルリング、ベルダスコにとって、それは簡単なことではないだろうし、それが僕の気を楽にしてくれるよ。」と、コメントを残した。
第7シードのベルダスコは、A・セッピ(イタリア)から6-7 (3-7), 6-4, 6-4とフルセットの逆転勝利を収めての3回戦進出。25歳のベルダスコがマッチポイントでサービスウィナーを決めた瞬間、最終戦出場を目指していたR・シュティエパネック(チェコ共和国)とM・チリッチ(クロアチア)の可能性が消えることとなった。
ベルダスコは今大会で優勝すればロンドンでプレーをすることができるが、たとえ途中で負けてしまったとしても、他のライバル達の成績によっては出場権を獲得することが出来る。
自身初となるツアー最終戦出場を目指すベルダスコは「今年は自分にとって大きな挑戦だったし、今週が最後だ。この大会が終われば、全てが決定される。だから、僕はラストチャンスに自分のベストを尽くすよ。」と意欲をみせていた。
もう1試合行われた2回戦では、第11シードのG・シモン(フランス)が元世界ランク3位のI・リュビチッチ(クロアチア)に6-3, 3-6, 7-6 (7-4)で勝利、3回戦進出を決めている。
またこの日は、残りのシングルス1回戦5試合も行われ、N・アルマグロ(スペイン)がM・キウディネッリ(スイス)に6-2, 6-4で勝利、2回戦では第2シードのR・ナダル(スペイン)と対戦することとなった。
今大会についてナダルは「この大会はいつも難しいし、僕にとってこの種類のッサーフェスは1年で一番難しいね。それに、例年に比べて球足も速く感じるし、バウンドも低い。だけど、それだけのことさ。」と語っている。
この他のシングルス1回戦の結果は以下の通り。
D・グエス(フランス) ○-× S・ワウリンカ(スイス), 6-3, 6-4
A・クレマン(フランス) ○-× F・ロペス(スペイン), 6-3, 6-1
J・モナコ(アルゼンチン) ○-× J・シャーディ(フランス), 7-6 (8-6), 7-5
J・ベネトー(フランス) ○-× P・ペッツシュナー(ドイツ), 4-6, 7-5, 6-3
今大会の優勝賞金は45万ユーロ。
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