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女子テニスツアーのフランス・ガス・オープン(フランス/パリ、賞金総額70万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、全豪覇者の第1シードS・ウィリアムズ(アメリカ)がE・ロワ(フランス)を6-4, 6-1のストレートで下し、準決勝に駒を進めた。
世界ランク134位のロワは第1セット、地元観客の前で健闘を見せたものの、第2セットは世界女王に押し切られ、ストレート負けを喫した。
ウィリアムズは準決勝で第3シードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。デメンティエワは準々決勝でN・デシー(フランス)に6-3, 6-2で圧勝した。
北京五輪金メダリストのデメンティエワはベテランのデシーを終始圧倒し、1時間強で試合に終止符を打った。
しかし第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)は大苦戦。地元出身の10代A・コルネ(フランス)と対戦し、5-7, 6-4, 6-4で何とか勝利を手にした。
長いベースラインでのプレーが続いた両者の戦いは、第1セット、ヤンコビッチが先にブレークに成功するが、粘るコルネは追いつき、さらには逆転でこのセットを奪う。
ヤンコビッチは第2セットを何とか奪い返すと、足の故障で治療を受けながらも第3セットも奪い、意地を見せて2時間半強の試合を制した。
ヤンコビッチは準決勝でA・モレスモ(フランス)と対戦する。地元期待のモレスモは第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)を6-2, 6-0で一蹴した。
ヤンコビッチは第1シードで臨んだ1月の全豪で4回戦敗退を喫しており、今回の苦戦を含めて低迷気味なのかどうかが気になるところ。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル、優勝ポイントは470。
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