男子テニスツアー開幕戦、ブリスベン国際男子（オーストラリア/ブリスベン、賞金総額４８万４７５０ドル、ハード）は６日、シングルス１回戦を行い、日本の１８歳、錦織圭（日本）が登場、Ｂ・レイノルズ（アメリカ）を6-3, 6-2のストレートで下し、２回戦に進出した。
この日の錦織は、第１セット序盤にサービスブレークを許したものの、それ以降は安定した試合運びを見せ、世界ランク６８位のレイノルズを寄せ付けなかった。
また今大会の第１シードで、昨年の全豪オープンを制した世界ランク３位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）が、同５３位のＥ・ガルビス（ラトビア）に4-6, 4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
今季の開幕戦でのスタートにつまづいたジョコビッチは、「僕らはお互いのプレーを良く理解していて、彼（ガルビス）は去年の２敗から学んだことを発揮していた。敗戦でシーズンを始めるのは良くないね。誰も負けることは好きじゃない。だけど、これはまだ始まりに過ぎないし、これから沢山の大会がある。」とコメント。
この他のシード勢は順当に勝ち上がり、第２シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）はＡ・カイエリ（アルゼンチン）を6-2, 7-5で、第５シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）はＢ・クライン（オーストラリア）を6-0, 6-4で、それぞれ下し２回戦に進出している。またノーシード同士の１回戦では、Ｐ・Ｈ・マチュー（フランス）がＴ・ガバシュビリ（ロシア）に6-3, 6-3で、Ｆ・セラ（フランス）がＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）に6-3, 7-6 (7-3)で、Ｍ・ロドラ（フランス）がＪ・シリアンニ（オーストラリア）に5-7, 7-6 (7-3), 6-2で、Ｍ・アンチッチ（クロアチア）がＡ・ディリック（アメリカ）に7-6 (7-2), 6-7 (4-7), 7-6 (8-6)で、それぞれ勝利を収めている。
またこの日はシングルス２回戦２試合も行なわれ、第４シードのＲ・ソデルリング（スウェーデン）がＪ・ベネトー（フランス）を6-3, 6-3で、第７シードのＲ・ガスケ（フランス）はＴ・デント（アメリカ）を7-5, 6-4のストレートで、それぞれ勝利、ベスト８に進出している。
今大会のシングルス優勝賞金は７万７２００ドル。優勝獲得ポイントは２５０。
（2009年1月7日14時33分）
ズベレフ 思わぬ形で全仏OP8強 
