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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・マスターズ(パリ/フランス、賞金総額227万ユーロ、ハード)は28日、シングルス1回戦残り5試合と2回戦5試合が行われ、第7シードのA・ロディック(アメリカ)が、F・ロペス(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで下し3回戦進出を決めた。
11月9日から16日に中国は上海で行われるツアー最終戦のマスターズ・カップの残る3つの出場権を懸けて、今大会は11人が争っているが、チャンピオン・レースで6位にいるロディックはその切符へ一歩近づいた。
「今日は上手くボールを打てたと思うよ。しっかり深いボールを打つように心がけたんだ。短くなると彼(ロペス)は攻撃を仕掛けてきて、プレッシャーをかけてくるからさ。」と、ロディックはこの日のプレーを語った。ロディックは、今大会でベスト4入りすると上海への切符が確実となり、3回戦では第10シードのG・シモン(フランス)と、I・アンドレエフ(ロシア)の勝者と対戦する。
同じく最終戦への切符を争っている第9シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は、M・アンチッチ(クロアチア)を6-0, 6-4の快勝で退けて3回戦へ進んだ。決勝進出をすると出場権が確実になるデル=ポトロは、ウィンブルドン後にツアー初優勝を上げてから4大会連続優勝を飾り、一気にトップ10入りする躍進を見せ、デビスカップでも、アルゼンチンを12月に行われる決勝へと導く活躍を見せていた。ベスト8入りを懸けて、第8シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)とN・キーファー(ドイツ)の勝者と戦う。
すでに最終戦への切符を獲得している第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)も2回戦を行い、D・ツルスノフ(ロシア)に対して6-2, 4-3とリードしたところで、ツルスノフが右肩の痛みを訴え棄権を申し入れ、勝利が舞い込んだ。3回戦では第13シードのJW・ツォンガ(フランス)と、この日の1回戦で勝利を上げたR・シュティエパネック(チェコ共和国)の勝者と顔を合わせる。シュティエパネックは M・ジケル(フランス)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
その他、第15シードのF・ベルダスコ(スペイン)が同胞のT・ロブレド(スペイン)を6-2, 6-7 (6-8), 6-2で、第16シードのG・モンフィス(フランス)もJ・モナコ(アルゼンチン)を6-4, 6-4のストレートで倒し、順当に3回戦進出を決めた。ベルダスコは第4シードのA・マレー(英国)とS・クエリー(アメリカ)の勝者と、モンフィスは第1シードのR・ナダル(スペイン)とF・セラ(フランス)の勝者と3回戦を行う。セラはこの日、G・カニャス(アルゼンチン)とのラッキー・ルーザー対決を4-6, 7-5, 6-3の逆転で制し2回戦へ進んだ。
この日の1回戦の結果は、I・リュビチッチ(クロアチア)がV・トロイキ(セルビア)を6-3, 6-4で、P・コールシュライバー(ドイツ)がM・ヨージニ(ロシア)を6-1, 6-4で、R・ソデルリング(スウェーデン)がJ・ウィアンナ(フランス)を6-3, 6-4と、いずれもストレートで下し2回戦へ駒を進めた。リュビチッチは第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)と、コールシュライバーは第5シードのD・フェレール(スペイン)と、ソデルリングは第2シードのR・フェデラー(スイス)と、それぞれ2回戦で対戦する。
今大会の優勝賞金は36万3600ユーロ。
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