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男女共催のパシフィック・ライフ・オープンの男子部門（マスターズ・シリーズ、賞金総額３５８万９千ドル）は１９日、シングルス４回戦が行われ、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）が、全豪オープン準決勝で黒星を喫した第１７シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）に6-7 (4-7), 7-6 (7-3), 7-5で逆転勝ちし、見事雪辱を果たした。

２連覇を狙うナダルは、この日も全豪と同様に厳しかったツォンガの厳しいサーブに耐え、ブレークピンチを７回中４回防いで、何とか逆転勝ちに成功した。
準々決勝のナダルの対戦相手は、第８シードのＲ・ガスケ（フランス）を6-4, 6-2で下した第９シードのＪ・ブレーク（アメリカ）となっている。

また、第３シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）も登場し、第１６シードのＧ・カニャス（アルゼンチン）に6-2, 6-3で快勝した。ジョコビッチは昨年同大会で準優勝し、その後世界ランク３位に大躍進し、今年は全豪オープンで自身初のグランドスラム優勝を飾っている。

そして、今季は未だ優勝できず、単核症にも苦しんでいた第１シードのＲ・フェデラー（スイス）が第２３シードのＩ・リュビチッチ（クロアチア）に6-3, 6-4でストレート勝ちし、無事ベスト８進出を決めた。
フェデラーは同大会では、２００４－０６年に３連覇を飾っていたが、昨年はＧ・カニャスに４回戦で敗れていた。

その他の試合では、今大会好調のＴ・ハース（ドイツ）が第１１シードのＡ・マレー（英国）に2-6, 7-5, 6-3で逆転勝ちした他、第７シードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）、地元勢のＭ・フィッシュ（アメリカ）、ノーシードのＳ・ワウリンカ（スイス）が準々決勝に駒を進めている。

この日の結果は以下の通り。

Ｒ・フェデラー (1) ○-× Ｉ・リュビチッチ (23), 6-3, 6-4
Ｒ・ナダル (2) ○-× ＪＷ・ツォンガ (17), 6-7 (4-7), 7-6 (7-3), 7-5
Ｎ・ジョコビッチ (3) ○-× Ｇ・カニャス (16), 6-2, 6-3
Ｄ・ナルバンディアン (7) ○-× Ｊ・Ｃ・フェレーロ（スペイン） (22), 6-2, 6-2
Ｊ・ブレーク (9) ○-× Ｒ・ガスケ (8), 6-4, 6-2
Ｔ・ハース ○-× Ａ・マレー (11), 2-6, 7-5, 6-3
Ｍ・フィッシュ ○-× Ｌ・ヒューイット（オーストラリア） (24), 7-5, 3-6, 7-6 (7-4)
Ｓ・ワウリンカ ○-× イ・ヒュンタク（韓国）, 6-1, 5-7, 6-4