テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、女子シングルス準決勝が行われ、第7シードのC・ガウフ(アメリカ)は第10シードのK・ムチョバ(チェコ)に2-6, 6-1, 6-7 (10-12)のフルセットで敗れ、決勝進出とはならなかった。試合後、ガウフは自身のマッチポイントの場面で選択したドロップショットについて振り返った。
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22歳で世界ランク7位のガウフが同大会に出場するのは6年連続7度目。これまでの最高成績はベスト16となっていたが、今大会は1回戦で同78位のT・コルパチュ(ドイツ)、2回戦で同56位のS・シエラ(アルゼンチン)、3回戦で予選勝者で同146位のC・リウ(アメリカ)、4回戦で第11シードのB・ベンチッチ(スイス)、準々決勝で第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)を下し、4強入りを決めた。
準決勝では29歳で世界ランク9位のムチョバと対戦。ガウフはムチョバの巧みな配球に苦しみ、フォアハンドを攻められてミスを重ねると、2度のブレークを許し、第1セットを落とす。
それでも第2セットではサービスゲームを立て直して反撃。自身のサービスゲームをすべてキープすると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセットは互いにキープを続け、勝負は10ポイント制のマッチタイブレークへ。ガウフは3-6から追い上げて9-8と逆転し、自身のサービスでマッチポイントを握る。しかし、ムチョバのリターンが浅く返ると、チャンスボールで選択したドロップショットはネットにかかり絶好機を逃す。最後は競り負け、2時間35分の熱戦の末に決勝進出を逃した。
試合後の会見でガウフは、マッチポイントで選択したドロップショットについて「『なぜドロップショットを打ったんだ』と言う人もいると思う。でも、そのショットで何ポイントも取ってきたし、あれが私の選択だった。あの場面で正しい選択ではなかったかもしれないけど、決まっていれば『なんて勝負強いショットなんだ』と言われていたはず。それがテニス」とコメント。「相手のリターンが処理しづらい場所に返ってきて、バウンドも予想外だった。少し焦ってしまった」と振り返り、「後悔はない。ただ、もっと良い判断ができたポイントはあったし、こういう経験から学んで、より良い選手になっていく」と前を向いた。
また、「外から見るほどつらい話ではない。2回戦では崖っぷちから勝ち上がり、準決勝でマッチポイントを握るところまで来られた。今日は自分の日ではなかっただけ。勝者と敗者は必ず生まれるし、今日はその敗者が私だった」と悔しさをにじませながらも、「次にこういう試合を勝てたとき、その喜びはもっと大きくなる」と語った。
一方、勝利したムチョバは決勝で第9シードのL・ノスコバ(チェコ)と対戦する。ノスコバは準決勝で第12シードのM・コスチュク(ウクライナ)を下しての勝ち上がり。
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