大坂なおみ 世界1位に敗戦 まさかの結末

テニスのエキシビションマッチ「アトランタカップ」は日本時間７日（現地６日）、女子シングルスが行われ、世界ランク１６位の大坂なおみは同１位のＡ・サバレンカに3-6, 6-4, [4-10]のフルセットで敗れた。この試合のマッチポイントで大坂はボールガールにポイントを奪われた。

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アトランタのガス・サウス・アリーナで行われたこのエキシビションマッチには大坂とサバレンカに加え、男子で世界ランク９位のＢ・シェルトン（アメリカ）と元世界ランク１３位のＮ・キリオス（オーストラリア）が参加した。

大坂とサバレンカは第１試合の女子シングルスに登場。試合はエキシビションマッチらしい和やかな雰囲気の中行われたが、両者は随所で世界トップレベルのプレーを披露し観客を沸かせた。

試合は１セットオールとなり、勝負は１０ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセットに突入。このタイブレークで3-9とリードされ後がなくなった大坂は、この場面でボールガールにラケットを渡し代わりにプレーを依頼。するとこのボールガールがサバレンカからコーナーいっぱいにバックハンドのウィナーを決め、大坂は１ポイントを返した。

そして次のポイントでは、今度はサバレンカが別のボールガールにプレーを依頼。大坂はこのボールガールと好ラリーを展開したが、最後はボールガールが放った短いボールを拾えずポイントを奪われ力尽きた。試合は大坂がボールガールにポイントを奪われ終了するというまさかの結末を迎えた。

その後行われた第２試合の男子シングルスではシェルトンがキリオスを7-6 (7-1), 6-3のストレートで撃破。第３試合の混合ダブルスではサバレンカ/ シェルトン組が大坂/ キリオス組に勝利している。