坂詰姫野 番狂わせで初戦突破

女子テニスのプルデンシャル・香港テニス・オープン（中国/香港、ハード、WTA250）は２８日、シングルス１回戦が行われ、予選勝者で世界ランク２２８位の坂詰姫野が第４シードのＳ・ケニン（アメリカ）を6-2, 6-1のストレートで破る番狂わせを起こし、初の初戦突破を果たした。

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２４歳の坂詰は今大会、予選２試合に勝利し本戦入り。本戦１回戦は２６歳で世界ランク２８位のケニンとの顔合わせとなった。

１回戦の第１セット、坂詰は第１ゲ―ムでブレークを許したが、第２ゲームでブレークバックに成功。坂詰はその後さらに３度のブレークを奪い先行する。

続く第２セット、坂詰は第１ゲームで再びブレークを許したが、そこから３度のブレークに成功し、一気に６ゲームを連取。衝撃の完勝で初戦突破を果たした。

坂詰がツアー大会で白星を挙げるのは、２０２３年９月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス２０２３（日本/大阪、ハード、WTA250）１回戦でＡ・イーラ（フィリピン）に勝利して以来、約２年ぶり２度目となった。

勝利した坂詰は２回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク６３２位のチョン・ユーディス （香港）と対戦する。チョンは１回戦で同８５位のＳ・ラメンス（オランダ）を下しての勝ち上がり。