男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は25日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク46位のJ・フォンセカ(ブラジル)が同42位のJ・ムナル(スペイン)を7-6 (7-4), 7-5のストレートで下し、2009年にATP500の大会が創設されて以降、ブラジル人選手として同グレードの大会で初の決勝進出を果たすとともに、ツアー大会で2度目のタイトル獲得に王手をかけた。
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19歳のフォンセカは今季、2月のIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)でツアー初優勝を達成。
9月から10月にかけて行われたアジアシーズンは体調不良により欠場したフォンセカだったが、初出場となった今大会は、1回戦で世界ランク33位のG・ペリカー(フランス)を下し2回戦へ。2回戦は第7シードのJ・メンシク(チェコ)の試合前棄権、準々決勝はフォンセカがリードしていた場面で第9シードのD・シャポバロフ(カナダ)が途中棄権し準決勝に駒を進めた。
28歳のムナルとの顔合わせとなった準決勝、フォンセカはファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のブレークに成功。試合を通じて39本ものウィナーを記録し、1時間54分の熱戦を制した。
なお、フォンセカは2009年にATP500の大会が創設されて以降、同グレードの大会で決勝進出を果たした初のブラジル人選手となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフォンセカのコメントを掲載している。
「彼(ムナル)はプレッシャーをかけてくるから、ディフェンスに回らないといけない時間が多くなる。僕はアグレッシブにプレーしてウィナーを狙うタイプだから、そういう選手と対戦するのは好きではない」
「第2セットの序盤にブレークを許した後もメンタルを保てたことに満足している。とても嬉しい。決勝に向けて気持ちを上げていきたい」
「今年はアジアの大会に出場できなかった。少し体調が悪かったんだ。メンタルを鍛え直し、(今大会で)チャンスを掴むことができた。ここに来られて本当に嬉しい」
勝利したフォンセカは決勝で第8シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは準決勝で世界ランク24位のU・アンベール(フランス)と対戦したが、アンベールの途中棄権により決勝に進出している。
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