チャレンジャー賞金 過去最高額に

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男子テニス協会のATP公式サイトは24日に公式サイトを更新し、2026年シーズンのチャレンジャー大会の賞金総額が過去最高の3,240万ドル(約49億2,500万円)に達すると発表。これは今季と比べて500万ドル(約7億6,000万円)の増加で、2022年の1,210万ドル(約18億3,920万円)から約2,7倍となった。

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2025年シーズンの賞金総額は2,850万ドル(約43億3,200万円)で、昨年から620万ドル(約9億4,240万円)増加していたが、今回はそこからさらに500万ドル(約7億6,000万円)上積みされるかたちとなり、過去最高額となった。2022年の1,210万ドル(約18億3,920万円)から比べると、わずか4年で約2,7倍にまで拡大している。

ATPは2023年シーズンから「OneVision」と呼ばれる長期計画を進めており、選手の賞金を大きく改善することを目的として、「テニス」だけで持続可能な生計を立てられるよう、選手のサポートを強化している。

この取り組みにより、チャレンジャー大会の賞金総額は2022年以降、167パーセント増と大きく伸び、成長の背景にはTennis Data Innovations(TDI)による商業化、上位カテゴリー大会「チャレンジャー175」の導入、そして専任チームの設立があるという。

そして今季、Tennis Channelとの提携を含むメディア権の拡大が実現。試合は20ヵ国で放送され、視聴者数は過去最高の3,380万人に達した。

さらに2026年は、年間開催数が216大会から265大会へ拡大予定。新たに「チャレンジャー50」カテゴリーが50大会追加され、選手の出場機会と成長のチャンスが広がる。

ATP会長アンドレア・ガウデンツィ氏は、「チャレンジャーツアーの賞金は2022年以降、ほぼ3倍に増えました。これはOneVisionの目的そのものであり、より多くの選手に経済的安定をもたらす投資の成果です。今後もこの流れをさらに加速させていきます」とコメントしている。

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(2025年10月25日9時27分)
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