男子テニスのスイス・インドア・バーゼル（スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500）は２１日、シングルス１回戦が行われ、予選勝者で世界ランク８９位のＭ・チリッチ（クロアチア）がラッキールーザーで出場した同１０４位のＤ・ゴファン（ベルギー）を7-6 (11-9), 7-5の熱戦の末にストレートで下し、７年ぶり７度目の初戦突破を果たした。両者は予選決勝でも対戦しており、チリッチは３日の間にゴファンから２度勝利した。
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３７歳で元世界ランク３位のチリッチが同大会に出場するのは２年連続１０度目の出場。２０１６年には決勝で錦織圭を破り優勝を飾っている。
今大会に予選から出場したチリッチは予選１回戦で予選第７シードのＡ・ウォルトン（オーストラリア）、１９日に行われた予選決勝でゴファンを6-1, 7-6 (7-4)のストレートで下し、本戦出場を決めた。
迎えた本戦１回戦はラッキールーザーで本戦入りしたゴファンと今大会２度目の対戦に。
１回戦の第１セット、両者ともに質の高いプレーでサービスキープを続けタイブレークに突入する。このタイブレークでチリッチは２度のセットポイントを凌ぎ、自身は３度目のセットポイントをものにして先行する。
続く第２セット、第１セットに続き両者サービスキープを続けたが、第１１ゲームでチリッチがブレークに成功し、３日間で２度ゴファンを下して初戦突破を果たした。
勝利したチリッチは２回戦で第５シードのＦ・オジェ アリアシム（カナダ）と世界ランク４１位のＧ・ディアロ（カナダ）の勝者と対戦する。
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