シナー 逆転勝ちでツアー22度目V

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優勝を飾ったシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は26日、シングルス決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 6-3, 7-5の逆転で下し2年ぶり2度目の優勝を飾るとともに、ツアー大会で22度目のタイトルを獲得した。

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24歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは2年ぶり6度目。前回出場した2023年大会では優勝を飾っている。

今大会は1回戦で世界ランク51位のD・アルトマイヤー(ドイツ)、2回戦で同22位のF・コボッリ(イタリア)、準々決勝で第8シードのA・ブブリク(カザフスタン)、準決勝で第3シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を下し決勝に駒を進めた。

28歳で世界ランク3位のズベレフとの顔合わせとなった決勝の第1セット、シナーは第1ゲームでブレークポイントを逃すと、第4ゲームで先にブレークを許し先行される。

それでも第2セット、ファーストサービス時に80パーセントの確率でポイントを獲得したシナーは相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは1度のブレークに成功し、1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、このセットもシナーはズベレフにブレークポイントを与えずにキープを続けると、終盤の第11ゲームで値千金のブレークに成功。最後は第12ゲームをキープし優勝を決めた。

シナーがツアー大会で優勝するのは、先月から今月にかけて行われたチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)以来今季4度目。通算で22度目となった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。

「最高の気分だ。決勝戦のスタートは本当に辛いものだった。ブレークを許してしまい、第1セットではチャンスもあったが、それを活かすことができなかった。彼(ズベレフ)のサーブは素晴らしかったけど、とにかく気持ちを切り替えてチャンスが来た時にベストなプレーをしようと努めた」

「第3セットはジェットコースターのような展開だったけど、ボールの感触が良かったから攻めようとした。もちろんまたタイトルを獲得できてとても嬉しい。本当に特別なことだ」

一方、準優勝となったズベレフは25度目のツアー大会制覇とはならなかった。


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(2025年10月27日8時28分)
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