ミス33本も曲者退け決勝へ

ゲッティイメージズ
勝利したデ ミノー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間27日(現地26日)、シングルス準決勝が行われ、第7シードのA・デ ミノー(オーストラリア)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク59位のC・ムーテ(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下し7年ぶり2度目の決勝進出を果たすとともに、ツアー大会で10度目の優勝に王手をかけた。

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26歳で世界ランク13位のデ ミノーが同大会に出場するのは3年ぶり5度目。2018年には準優勝を飾っている。

今大会は初戦の2回戦で世界ランク75位のブ・ユンチャオケテ(中国)、3回戦で第11シードのJ・レヘチカ(チェコ)、準々決勝で第14シードのB・ナカシマ(アメリカ)を下し4強入りした。

トリッキーなプレーを得意とし曲者として知られる26歳のムーテとの顔合わせとなった準決勝、デ ミノーはムーテのスライスショットと強打を織り交ぜたプレーに苦戦し33本のアンフォーストエラーを犯す。それでもベースラインから下がらず積極的な姿勢を崩さなかったデ ミノーは、ネットプレーでもポイントを重ね、相手に2度のブレークを奪われながらも、リターンゲームで5度のブレークを果たし、1時間44分で難敵を退けた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにデ ミノーのコメントを掲載している。

「あまり良いテニスではなかった。でも、リズムを掴めず難しい試合になることは分かっていた。彼(ムーテ)は相手にそういうプレーをさせることができる。明日の決勝戦に進出するために、どんなことでもやるという気持ちで臨んだ」

勝利したデ ミノーはツアー大会で10度目の優勝をかけ、決勝で第12シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは準決勝で第4シードのB・シェルトン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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(2025年7月27日15時38分)
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