男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間26日(現地25日)、シングルス準々決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク59位のC・ムーテ(フランス)が第8シードのD・メドベージェフを1-6, 6-4, 6-4の激闘の末に逆転で破り初のベスト4進出を果たした。
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26歳のムーテが同大会に出場するのは2年ぶり2度目。初出場となった2023年では初戦敗退を喫している。
今大会は予選決勝で敗れたものの、ラッキールーザーで本戦入りを果たし、初戦の2回戦で世界ランク39位のA・ミュレール(フランス)、3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同144位のD・エヴァンス(イギリス)を下し、ベスト8進出を果たした。
一方、29歳で世界ランク14位のメドベージェフは3回戦で予選勝者で同243位のウー・イービン(中国)を下しての勝ち上がり。
厳しい暑さの中行われた準々決勝、メドベージェフに10本のウィナーを決められ一方的な展開で第1セットを先行されたムーテだったが、巧みな配球と粘り強いプレーで第2セットを奪い返し、セットカウントを1-1とする。
そしてファイナルセットでは互いにキープが続き、ムーテから5-4となったところで雷により試合が中断。1時間後に試合が再開されると、ムーテはスーパープレーで3度目のマッチポイントをものにし勝利を収め、ATP250以上の大会では初のベスト4進出を果たした。
また、この勝利によりムーテは次週のATP世界ランキングで自己最高位を更新し、初めてトップ50入りすることが決定した。
勝利したムーテは準決勝で第7シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と第14シードのB・ナカシマ(アメリカ)の勝者と対戦する。
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