テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク48位のJ・メンシク(チェコ)が第6シードのC・ルード(ノルウェー)を6-2, 3-6, 6-4, 6-1で破り、初の3回戦進出を果たした。
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19歳のメンシクは昨年2月にカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)で初めてツアーレベルの大会で本戦に出場。A・マレー(イギリス)、A・ルブレフ、G・モンフィス(フランス)といった選手を立て続けに破り決勝へ進出。決勝でK・ハチャノフに敗れたものの、2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でS・チチパス(ギリシャ)を下したC・アルカラス(スペイン)以来、トップ5の対戦相手を破った最年少選手となった。そしてこの躍進により初の世界ランキングトップ100入りを果たした。
今大会は1回戦で世界ランク206位のN・バシラシヴィリ(ジョージア)を下し2回戦に進出。2回戦の第1セットではメンシクが2度のブレークに成功し、そのままセットを先行した。第2セットでは3度のブレークポイントを握るもブレークを果たせず。逆に1度ブレークを許し、第3セットに突入した。
第3セットでは1度ブレークに成功しセットカウント2-1とすると、続く第4セットでは2度のブレークを奪い、2時間44分で勝利をおさめ3回戦に駒を進めた。
男子テニス協会のATP公式サイトにはメンシクのコメントが掲載された。
「最高の気分、本当に厳しい試合だった。カスパー(ルード)はすごく良いプレーをしていて、最初からタフだった。今までのプレーには満足しているし、大きなコートで自分のベストを見せられたことが嬉しい」
勝利したメンシクは3回戦で世界ランク66位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは2回戦で第29シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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