テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間6日(現地5日)に混合ダブルス決勝が行われ、第3シードのA・ババソリ(イタリア)/ S・エラーニ(イタリア)組がワイルドカード(主催者推薦)で出場したD・ヤング(アメリカ)/ T・タウンゼント(アメリカ)組を7-6 (7-0), 7-5のストレートで下し優勝を飾った。今大会での現役引退を表明しているヤングは、最後の大会で準優勝を飾った。
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35歳のヤングはジュニア時代に四大大会ジュニアのシングルスで2度、ダブルスで1度の優勝を飾っており、ジュニア世界ランク1位も記録。同じ1989年生まれの錦織圭らの世代のトップ選手だった。
その後プロとしてはツアータイトルこそ獲得できなかったものの、シングルスで世界ランク38位、ダブルスでは世界ランク43位を記録している。
そのヤングは今大会での引退を表明し、今大会にはタウンゼントとのペアでワイルドカードを受け取り出場。現役最後の大会となったものの、4試合に勝利して決勝に進出した。この日の決勝では接戦の末に惜しくも敗れが、キャリア最後の大会で四大大会準優勝という素晴らしい結果を残した。
一方、優勝を飾ったババソリとエラーニは、1986年以来38年ぶりに四大大会の混合ダブルスでタイトルを獲得したイタリア人選手となった。
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