オトリエ龍馬 全小V 期待の大型Jr

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優勝を飾ったオトリエ龍馬
画像提供:tennis365.net

全国の小学生が日本一を競う第42回第一生命全国小学生テニス選手権(東京/第一生命相娯園テニスコート、レッドクレー)は11日に男子シングルス決勝が行われ、第1シードのオトリエ龍馬が第2シードの安居院虹斗を6-2, 6-1のストレートで破り優勝を飾った。

この大会は全国9地域(北海道・東北・北信越・関東・東海・関西・中国・四国・九州)から出場する64名の選手がトーナメント方式で優勝者を決める。

同大会は1回戦~3回戦までは武蔵野ローンテニスクラブ(クレーコート)で行われ、準々決勝から決勝戦まではアウトドアでは国内唯一のレッドクレーコートを備えた「第一生命相娯園テニスコート」を舞台に行われた。

オトリエは準決勝までの5試合全てでストレート勝ちを収め決勝に進出。第2シードの安居院との顔合わせとなったこの日の決勝戦も得意のストロークの強打を随所でみせ、全試合ストレート勝ちで完全優勝を飾った。

オトリエは試合後「優勝することができてとても嬉しいです。決勝はどんな感じかなと思っていたんですけど、その中で自分のプレースタイルを変えてしまうと相手に飲み込まれてしまうので攻めることを心掛けました」と語った。

フランス人の父と日本人の母を持つオトリエ。小学校6年生にしてすでに身長は170cmで「まだ成長痛があります」と笑顔で語った。

自らのプレースタイルは世界ランク3位のC・アルカラス(スペイン)に似ているとも話した期待の大型ジュニア・オトリエの今後に期待がかかる。

【男子シングルス決勝の結果】
※()内はシード

(1)オトリエ龍馬(犬蔵小学校) 6-2, 6-1 (2)安居院虹斗(青山小学校)

【男子シングルス3位決定戦の結果】

(3)佐藤琉輝(西落合小学校)4-6, 6-3, 7-5 (7)大畑慶祐(谷戸小学校)


(左から)安居院虹斗、オトリエ龍馬、佐藤琉輝、大畑慶祐


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(2024年8月11日14時36分)
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