男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は2月29日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク50位のJ・ドレイパー(イギリス)が同53位のM・キツマノビッチ(セルビア)を6-2, 6-2のストレートで破り、イギリス人選手としては大会史上3人目となるベスト4進出を果たした。
>>ドレイパー、ルーネ、デ ミノーらアカプルコ組合せ<<
22歳のドレイパーは今季開幕戦となった1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で準優勝。その後、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は2回戦で、前週のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)では初戦で敗れた。
それでも今大会、1回戦で第7シードのT・ポール(アメリカ)を6-0, 6-4で、2回戦ではラッキールーザーで本戦入りした世界ランク82位の西岡良仁を6-3, 6-0で下す圧倒的な強さを見せて今季2度目の8強入りを決めた。
準々決勝でも好調を維持したドレイパーはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。18本のウイナーを記録し2度のブレークポイントを凌ぐと19本のアンフォーストエラーを犯したキツマノビッチから4度のブレークに成功し、1時間21分で勝利した。
同大会でイギリス人選手が4強入りするのはA・マレー(イギリス)、C・ノリー(イギリス)に次ぐ3選手目となった。
勝利したドレイパーは準決勝で第3シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは準々決勝で第5シードのS・チチパス(ギリシャ)を1-6, 6-3, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのH・ルーネ(デンマーク)と第6シードのC・ルード(ノルウェー)が4強に駒を進めた。
【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸
■公式ストアで最新ウエア&シューズ 発売>
・マレー撃破「彼は偉大な人間」
・勝利直後に嘔吐、熱戦制し初戦突破
・西岡良仁 世界50位に完敗で8強逃す
・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング