男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク56位の
J・ドレイパー(イギリス)が同55位の
A・マレー(イギリス)を7-6 (8-6), 6-2のストレートで破り、大会初出場でベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<イギリス勢同士、初の顔合わせとなった両者。21歳のドレイパーは今大会、1回戦では世界ランク135位のL・リーディ(スイス)を6-1, 6-1、2回戦で第24シードの
D・エヴァンス(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
この日、ドレイパーはファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得。1時間24分に及んだ第1セットをタイブレークの末に制すと、第2セットでは第5ゲームから4ゲーム連取に成功し、2時間3分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにドレイパーのコメントを掲載し「僕は幼い頃からアンディ(マレー)を尊敬していた。2013年に彼がウィンブルドンで初めて優勝するのを見たし、 2019年以降は彼と知り合う機会があり、よく一緒に練習している。彼は本当に特別で、偉大なチャンピオンで、偉大な人間。このコートで彼と対戦できることを光栄に思っている」と語った。
「自分のプレーを貫き、自分の武器を発揮することを続けたい。このようなコンディションでは簡単ではない。今夜は風が強く、彼と対戦するのはとても難しかった。ダン(エヴァンス)やアンディを倒したことは自信になったよ。カルロス(アルカラス)は、世界1位で昨年は素晴らしい活躍をした選手だから、彼とまた本当の意味で戦えたら素晴らしいだろうね」
勝利したドレイパーは4回戦で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と世界ランク36位の
T・フリークスポール(オランダ)のどちらかと対戦する。
同日には第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第11シードの
J・シナー(イタリア)、第17シードの
T・ポール(アメリカ)、世界ランク100位の
S・ワウリンカ(スイス)らが16強入りを決めた。
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