女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)は21日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク263位の園部八奏が同じくワイルドカードで出場した同132位のN・バルトゥンコバ(チェコ)を6-4, 6-3のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、ツアー大会でプロ初白星を挙げた。試合後の会見で園部は「日本で勝てて本当に嬉しいです」と語った。
>>【動画】園部 八奏 プロ初白星!東レPPO初戦突破!<<
>>【賞金】園部 八奏 東レPPO初戦突破でいくら獲得?ドローも公開中!<<
>>内島 萌夏vsケニン 1ポイント速報<<
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<
17歳の園部は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニアで日本勢女子として56年ぶり2人目の四大大会ジュニア制覇の偉業を達成。5月にジュニア世界ランク1位になると、今月8日にプロ転向を表明し、前週行われた木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/大阪、ハード、WTA250)でプロデビュー戦を迎えた。同大会の1回戦では第1シードの大坂なおみに敗れた。
その園部が東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントに出場するのは今回が初。
19歳のバルトゥンコバとの若手対決となったこの日の1回戦、園部はファーストサービス時に65パーセントの確率でポイントを獲得。相手に立ち上がりで1度のブレークを許したものの、その後は力強いショットを打ち込んでいき3度ブレークに成功して、プロ転向後初白星を挙げた。
なお、園部がツアー大会で白星を挙げるのは今年2月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)1回戦以来、2勝目となる。
試合後の会見で園部は喜びを語った。
「日本で勝てて本当に嬉しいです。やっぱり日本の皆さんが応援してくれて、その期待に応えたいという思いもあったので、この有明で勝てたのは、本当に嬉しいです」
「いつもより緊張はしていました。日本での試合でたくさんお客さんが応援してくれてましたし、その期待に応えたいという気持ちと、大きい大会の1回戦なので、そこは当たり前に緊張しました」
「1勝したかったというのはあるので、それができてすごい嬉しいですし、もう1回この勢いで2回戦も勝てたらいいなと思います」
勝利した園部は2回戦で、世界ランク25位のS・ケニン(アメリカ)とワイルドカードで出場する同81位の内島萌夏の勝者と対戦する。
[PR] 「東レ パン パシフィック オープンテニス」
10/20~10/26 WOWOWで連日生中継!
■WOWOWオンデマンドはこちら
・錦織 圭ら186選手に27億円分配
・アルカラス 東京でV「また来年」
・コートが世界1位と2位に有利と批判
・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング