ジョコ 18度目の最終戦出場権獲得

男子プロテニス協会のATPは１８日に公式サイトを更新し、世界ランク５位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）が１１月９日に開幕する最終戦Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）の出場権を獲得したと発表した。ジョコビッチが同大会の出場権を獲得するのは８年連続１８度目となり、元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）と並び史上最多タイ記録となった。

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同大会は今季の獲得ポイント上位８選手のみが出場できるシーズン最後の大会。現在は世界ランク１位のＣ・アルカラス（スペイン）、同２位のＪ・シナー（イタリア）のみ出場が確定しており、ジョコビッチは３人目の出場権獲得となった。

３８歳のジョコビッチは今季、５月に開催されたゴーネット・ジュネーブ・オープン（スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250）で優勝。オープン化以降ではＪ・コナーズ（アメリカ）の１０９勝、フェデラーの１０３勝に次ぐ史上３人目の偉業となるツアー大会１００勝を達成した。

さらに、ジョコビッチは今季四大大会でも安定した強さを見せ、すべての大会で準決勝進出を果たした。

直近では今月行われたロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）で、ATPマスターズ1000で８０度目となる４強入りを果たしている。

ジョコビッチがNitto ATPファイナルズの出場権を獲得するのは８年連続１８度目。昨年は出場権を獲得しながら欠場したため、今回出場すれば１７度目の出場となる。

ただ、ジョコビッチは今季も同大会への出場は明言しておらず、参戦するかは不透明な状況となっている。

なお、ジョコビッチは２００８年に初めて同大会でタイトルを獲得して以降、史上最多となる７度の優勝を飾っている。

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