ジュニアテニスのローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー アジア大会(日本/東京、レッドクレー)は19日、男女シングルス決勝が行われ、男子は渡邉栞太、女子は駒田唯衣が優勝を飾り、来年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ジュニアの出場権を獲得した。
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同大会はフランステニス連盟(FFT)、アジアテニス連盟(ATF)、日本テニス協会(JTA)が開催。アジア各国から選ばれた16歳以下の有望選手32名が、屋外型レッドクレーコートの第一生命相娯園テニスコートで熱戦を繰り広げた。
同大会の公式アンバサダーには元世界ランク1位のJ・エナン(ベルギー)が就任。
男女の優勝者には2026年の全仏オープンジュニア本戦出場権に加え、ジャスティン・エナン・アカデミーでの事前トレーニングに招待され、エナン本人による特別コーチングを受ける権利が与えられる。
大会は15日から17日に総当たり戦の予選が行われ、18日に準決勝、19日に3位決定戦と決勝が実施された。
19日には男女シングルス決勝が行われ、、男子では渡邉が阿部素晴を7-6 (7-4), 7-5で、女子では駒田が若菜蘭を6-1, 6-4のストレートでそれぞれ破り優勝。男女ともに日本勢が頂点に立ち、全仏オープンジュニア本戦出場権を獲得した。
【渡邉栞太 コメント】
この大会では優勝することを目標に頑張ってきたので、疲れもありましたが、最後まで戦い抜いて勝ち切ることができて本当にうれしいです。
決勝で戦った阿部選手は、14歳の日本代表時代から何試合も見てきた選手で、とてもやりにくい相手でしたが、自分の力をすべて出し切れたと思います。
プロのテニス選手を目指すと決めてから、ローランギャロスはずっと夢見てきた舞台です。行くだけでなく、そこでプレーできるように、この1年さらに努力していきたいです。
【駒田唯衣 コメント】
今の気持ちは本当にうれしいです。とても緊張しましたが、リラックスして”今”に集中することを意識できました。
憧れのエナン選手の前で優勝できたことも含めて、この勝利はこれまでで一番うれしいです。
ローランギャロス本戦では、1回戦から強い相手と当たると思いますが、粘り強く、最後まで諦めないプレーをしたいです。
【エナン コメント】
今夜(19日)は本当にうれしく、そしてこの大会のアンバサダーであることを誇りに思います。
優勝した2名の選手、おめでとうございます。しかし同時に、参加してくれたすべてのプレーヤーが、情熱とリスペクトを持って、素晴らしい試合を見せてくれました。
この1週間本当に楽しく充実した時間でした。きっと皆さんそれぞれが、この経験から多くを得たはずです。
明日からまた練習の日々に戻ると思いますが、夢をつかむために努力を続けてください。そして、この大会を支えてくださったスポンサーの皆様、協会、運営関係者の皆様に心から感謝いたします。ローランギャロスを東京に迎えられたことは、本当に素晴らしいことだと思います。
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